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掲載日:2022年12月27日

令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(宮崎吾一議員)

教育について - 指定避難所である県立高校のトイレ、授乳室について

Q   宮崎吾一 議員(自民)

県立高校は、令和3年7月1日現在、133か所、避難所となっています。その中で、マンホールトイレは8か所、携帯トイレの準備は34か所。完全に不十分です。
災害によって下水道の被害や断水が発生し、学校の水洗トイレが利用できなくなる場合に備え、マンホールトイレの整備を行い、非常用の携帯トイレもしっかり対応できているか、また、数も大丈夫か、この際チェックをし、購入して、全ての避難所に整備をするか、できないならば地元市町村との連携を迅速に行い、準備万端にすべきです。人は、トイレを我慢できません。教育長の見解を伺います。
次に、授乳室の対応です。
平時、乳幼児がいることを前提としていない学校が災害時の指定避難所になったとき、授乳室の対応は十分でありません。避難時にパーソナルスペースがなく、布をかぶって隅っこで授乳したり、子どもの着替え時に周りの目が気になる。さらに、赤ちゃんは個人差があり、頻回かつ長時間の授乳を要する場合もあり、災害時のトイレの占有は難しく、赤ちゃんの授乳場所としてのトイレは、衛生環境上、問題です。最近では、コロナ禍もあり、個室型の授乳室がほかの自治体、イベント会場で導入され、トレンドとなっています。是非、避難所の見直しの一環として、平時は定時制の利用もできる個室型の授乳室の導入を検討すべきと考えます。教育長の御見解を伺います。

A   高田直芳 教育長

まず、指定避難所である県立高校のトイレについてでございますが、現在、多くの県立高校が市町村の指定避難所とされ、災害時に活用されることとなっております。
災害時の指定避難所の運営は市町村が担っており、携帯トイレやマンホールトイレの整備などについても市町村の役割となります。
県といたしましては、指定避難所となっている県立高校において、市町村による運営が円滑に実施できるよう、今後とも、携帯トイレ等の保管など必要な協力を行ってまいります。
次に、個室型の授乳室の導入についてでございますが、指定避難所において、避難された方のプライバシーが守られるよう配慮することは重要です。
指定避難所において避難された方の授乳のための環境をどのように整えるかにつきましても、まずは、市町村において十分に検討されるべきものと考えます。
その上で、県といたしましては、県立高校に対し、女性専用スペースの確保などについて、あらかじめ市町村と十分に協議しておくよう通知するとともに、授乳室などとしても使用できる組み立て式ボックスを保管するなど、市町村と連携しながら対応を図ることとしています。
今後とも、指定避難所となっている県立高校における災害時の対応につきましては、市町村と緊密に連携を図りながら進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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