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掲載日:2025年9月16日

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みのり

NPO法人みのり

団体の概要

障害のある方々が地域で生き生きと暮らしていけるよう支援をする団体です。主に視覚に障害のある方の支援を行っています。

現在は「領家グリーンゲイブルズ(生活介護・就労継続支援B型)」を運営しながら、チャレンジド・ヨガや、ブラインドテニス教室を定期的に開催し、障害のある方の居場所づくりを行っています。また、依頼があれば、小中学校の福祉授業で視覚障害者について理解を深めるための授業を行っています。

活動のきっかけ

設立当時、埼玉県立塙保己一特別支援学校(盲学校)に通っていた盲重複障害の生徒たちの保護者と教員が子どもたちの卒業後の「居場所」を作るために設立しました。
卒業を控え、保護者らが地域の生活介護事業所を見学して回ったところ、受け入れてもらえる事業所がほとんど無く、たとえ受け入れてもらったとしても見えない、見えづらい子どもたちが自由に自分らしく生活をすることは難しいと感じました。

そこで、無ければ自分たちで何とか作ろう!と、活動をはじめたのがきっかけです。

活動内容

設立当初は現在も続けているチャレンジド・ヨガ教室を上尾市内の寺の本堂を借りて開催し、障害のある方々の交流の場を作りました。また、講演会・映画会などを開催し障害についての啓発活動を行い、同時に法人の広報活動を行いました。
2020年、「領家グリーンゲイブルズ」を開所してからの活動には、コーヒー豆の焙煎・販売の事業も新たに加わりました。
コーヒー焙煎とは、かなりの集中力を使う繊細な作業です。これは熟練者にとっても至難な技です。焙煎具合は「目」で判断することが多いですが、領家グリーンゲイブルズでは「耳」を頼りに仲間たちが挑みます。焙煎時に豆が発する「ハゼ音」。豆の種類・状態によってハゼ音はさまざまです。その豆の声を聞き分け、最高の焙煎具合で美味しいコーヒーを作り上げているのです。

また、令和5年度には埼玉県より認定NPO法人として承認されました。

 

今後の活動について

開設当初は6名であった利用者が現在では28名にまでなりました。また現在でも利用の問い合わせや、利用日数を増やしたいとの要望がありますが、人材不足が理由で要望に応えることができていません。需要があるにも関わらず、それに応えられないのが心苦しいです。また、この先もこの事業を継続していくためにも人材確保は必須です。

これからも法人の事務管理、運営についての体制を一層強化し、認定NPO法人にふさわしい活動を行っていきますので、引き続きみなさまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

レクレーションの時間に近所の公園でお花見

 

虹色コンサートに出演

 

珈琲ドリップパック『僕らは耳で焙煎をする』

 

連絡先

埼玉県上尾市領家401-1
電話:048-729-8264
FAX:048-729-8265
HP:https://ageo-minori.or.jp/

MAIL:minori310401@gmail.com

お問い合わせ

企画財政部 県央地域振興センター  

郵便番号362-0002 埼玉県上尾市大字南239番地1 埼玉県上尾地方庁舎1階

ファックス:048-777-1166

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