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掲載日:2025年12月17日
Q 木下博信 議員(自民)
ア、働き掛け方についてですが、国の財源の確保が必要というのは知事も認識されて、これまでの答弁でも様々に働き掛けていると述べられております。そして、知事はまじめで実直な方なので、働き掛けていることが通常の要望のように見えてしまう側面があるのではないかと感じています。
下水道の陥没、これの直撃を受けた知事としては、もっとこんなに大変なんだ、国がどうしてやるべきだとアピールできる方法があるのではないかと、つい思ってしまいます。東京都と違ってメディアに取り上げにくく、その中であっても知事は発信に力を入れているのは分かります。それでもさらに発信力を増すために何らか新たな面を加えることが必要なんじゃないかと感じますが、知事はどのように思われるでしょうか。
A 大野元裕 知事
国への要望は、本県の課題解決に向け、国の制度改正や予算措置を求める重要な活動であり、これまでも様々な手法を活用してまいりました。
令和7年度は、206事項の要望を国に行ったほか、先月には、新内閣発足後速やかに私自らが府省庁に出向き、片山さつき財務大臣や黄川田仁志内閣府特命担当大臣などに対し、八潮市道路陥没事故に対する支援をはじめとした本県の重要事項を要望したところであります。
それのみにならず、7月に開催された全国知事会では、特別に時間を頂き、八潮市道路陥没事故のような事故が今後二度と起こることがないよう、事故の教訓を踏まえた問題提起を全国向けに発信をしました。
また、本県選出の国会議員の皆様にお手伝いいただく必要があると考え、国への要望事項について、毎年国会議員連絡会議を開催するとともに、必要に応じ個別に説明を行い、本県の課題について国会で御議論いただけるよう働き掛けを行っているほか、八潮市道路陥没事故については自民党の国土強靭化推進本部、水政策・国土保全調査会合同会議において詳細な説明及び働き掛けも行わせていただきました。
加えて、税財源の偏在是正など多くの地域が抱えている共通の課題については、関係自治体が一体となり国に要望を行うことが、より大きな効果につながることから、8月に千葉県と神奈川県と共に要望を行いました。
このように、現在も考え得る限りの手法を用いて要望活動を行っていますが、木下議員をはじめ県議会議員の皆様にも御協力を頂きながら、今後もあらゆる手法を活用し、要望実現に向けて取り組みたいと思います。
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