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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川直志議員)

埼玉県の看護師の現況について-看護専門学校への応援について

Q 小川直志 議員(自民)

看護専門学校の運営主体である医師会などが毎年多額の赤字補填を迫られております。ある医師会からは「看護師養成は医療提供体制を維持するためには不可欠であることから、社会的責務としてこれまで多額の補填を行ってきたが、近年その額が膨大になり、このままでは運営そのものが危うくなる」という声も聞いております。
経営が厳しくなっている要因の第一は、生徒が集まらないことであります。看護専門学校の入学者は、令和2年度では2,535人でした。令和6年度においては2,031人、約20パーセントも落ち込んでいるんです。さらに、生徒募集定員に対する充足率ですけれども、令和2年度は91.8パーセントでした。ところが、令和6年度は74.3パーセントにもなった。
これは、私はこの流れを変えるには、最初申し上げました知事が進めていらっしゃいます埼玉県が医師不足について様々な手法を駆使して取り組まれ成果を上げてきた、このようなのと同じような取組をしていただかなければならないし、それが最良ではないかと考えますが、奨学金制度や高校への出前講座、職場見学会や啓発物の配布など様々な手法で生徒確保の応援をしていただきたいと思いますが、お考えを保健医療部長にお聞きいたします。

A 縄田敬子 保健医療部長

看護専門学校の安定した運営のためには、学生確保は極めて重要と考えております。
議員から、医師確保と同様の奨学金制度を含め、様々な手法で看護専門学校の学生確保を応援してはどうかと御提案をいただきました。
医師確保の取組では、免除型の奨学金をはじめ、模擬医療体験や病院見学会などを行う「中高生の志養成事業」を行って、医師を希望する学生の確保に努めております。
看護師確保については、貸与型の奨学金制度を実施するとともに、看護専門学校と協力した「ナースのお仕事体験教室」を行っており、看護師を目指す学生の確保に努めております。
今年度は、「ナースのお仕事体験教室」について拡充を図っておりまして、9月に実施したイオンモール浦和美園での体験教室には、約400人に御参加いただいたところでございます。
医療提供体制の確保に向けては、医師と同様に看護師確保も大変重要でございます。
御提案も踏まえ、学生確保のための取組の充実などについて、関係者の意見を聞いて、検討してまいりたいと存じます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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