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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小川直志議員)

埼玉県の看護師の現況について-看護専門学校について

Q 小川直志 議員(自民)

私は、看護師確保の基本は、新規の看護師養成を抜きにしては語れないと考えております。埼玉県内には44校の看護専門学校や13校の看護学科のある大学や短大が存在し、病院をはじめ様々な場所で活躍する看護師を養成し、県民の健康を守る上で重要な役割を担っていただいております。
私は、この中で看護専門学校の現況について調べて大変驚きました。令和6年度に2校が廃校、令和7年度には3校が生徒募集を停止、令和8年度以降も4校が募集停止を決定している。
また、運営を継続している学校のいずれも経営が非常に厳しくなっている。もちろん看護師等養成所運営補助金の交付を受けているわけでありますが、看護専門学校39校のうち、6,000万円以上の赤字計上が3校、それから31校が赤字計上なんです。黒字のところもありました。2,000万円未満が6校、2,000万円以上が僅か2校です。
これについて県はどのように受け止めているのか、保健医療部長に所見をお伺いいたします。

A 縄田敬子 保健医療部長

議員御指摘のとおり、看護専門学校は近年閉校や募集停止が相次いでおり、今後の看護師確保に対して非常に危機感を抱いております。
大学志向と少子化によりまして、看護専門学校では学生確保が難しくなり、定員の充足率が大きく減少しております。その結果、経営が厳しい看護専門学校が増加しているものと考えております。
県では、看護専門学校に対して運営費補助金を交付するほか、学校と連携して「ナースのお仕事体験教室」などを行い、看護師の魅力を発信してきたところでございます。
看護専門学校は、これまで毎年多くの卒業生を輩出しており、今後も看護師の新規養成において重要な役割を担っていくものと考えております。
更なる少子化が進む中で、看護専門学校に対し、県としてどのような支援ができるか、医師会や関係者と意見交換しながらしっかり検討してまいりたいと存じます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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