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掲載日:2025年10月22日
Q 保谷武 議員(自民)
高齢者はもともと体温調整機能が低下しており、熱中症による死亡例の約8割を占めています。正に暑熱順化が最も必要な世代です。
しかし、現状は、高齢者に対する熱中症対策は啓発や熱中症警戒アラートと連動した注意喚起にとどまり、暑熱順化の実践を促す施策は十分とは言えません。
まず、ア、暑熱順化の位置付けについて質問します。
高齢者向けの暑熱順化への対応はどのように位置付けられているのか、保健医療部長の現状認識をお聞かせください。
A 縄田敬子 保健医療部長
令和6年度の熱中症による救急搬送者数と暑さ指数の関係を確認したところ、救急搬送者数は、梅雨明け直後など体が暑さに慣れていない時期に、特に増加しておりました。
またそのうち、梅雨明け直後の救急搬送者数をみると、約半数が高齢者でした。そのため、高齢者が早い時期から暑熱順化に取り組んでいただくことは非常に重要であると考えております。
そこで、令和7年度の熱中症予防対策では、本格的な暑さの前に汗が出やすい体づくりを行い、体を暑さに慣れさせる暑熱順化に取り組むことを、埼玉県熱中症対策方針に位置付け、重点的に啓発してまいりました。
市町村に対して、4月下旬から5月に暑熱順化について住民に周知するよう依頼するとともに、県においても、4月末に実施しました県の報道発表や6月の知事会見、彩の国だより6月号、ラジオ番組等において周知を行ったところでございます。
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