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掲載日:2025年10月22日
Q 保谷武 議員(自民)
夏の暑さは年々厳しくなりつつあります。熱中症対策としてエアコン使用の呼び掛け、クールオアシス整備、県立高校体育館への空調設備が進められていますが、私たちは屋外での活動は避けられません。
そこで、重要となるのが暑熱順化、すなわち夏前の比較的涼しい時期から軽い運動や半身浴で汗をかいて汗腺を開き、体温調整しやすい体にしておくことです。
まず、(1)県内の学校における暑熱順化について、教育長に伺います。
文部科学省は学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引を示し、本県においても県立学校版で熱中症対策ガイドラインが整備され、暑熱順化の必要性とやり方が明記されております。本県の学校において、例えば体育の授業で暑熱順化はどう実践しているのか、教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
熱中症対策としての「暑熱順化」は、議員ご指摘のとおり、非常に重要な取組の一つと認識しております。
各学校においては、「県立学校版熱中症対策ガイドライン」を参考に、例えば、児童生徒が暑さに慣れるまでの間、屋外で直射日光に当たる時間を短くしたり、体育館や空調設備のある場所で軽い運動から始めたりするなど、適切に取り組んでおります。
また、高校では、生徒自身が気温や湿度に合わせて、ウォーミングアップなどの運動強度を自らが調整できるように指導している学校がございます。
県では、全ての県立学校及び市町村教育委員会に対し、暑さが厳しくなる前の5月中旬、及び新学期開始前の8月下旬に、「暑熱順化」の期間を設けることを含めた熱中症予防について通知し、フォローしております。
今後は、体育科教員などを対象とした研修などにおいて「暑熱順化」の重要性を伝えるとともに、好事例の共有を行うことで、熱中症を未然に防ぐための取組を一層進めてまいります。
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