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掲載日:2025年10月22日
Q 保谷武 議員(自民)
こうした外部活用のメリットとしまして、学校プールの維持管理費用の削減、教員の負担軽減、専門インストラクターによる指導で授業の質が上がる可能性、学校プールの建替えが不要となる場合はその費用の削減といったものが挙げられます。
一方で、デメリットとしましては、水泳授業の絶対的なコマ数が減ること、着衣水泳など特殊な安全教育の実施が難しくなること、地域や学校ごとに導入度合いが異なり教育格差が拡大する懸念、子どもたちが日常的に水に親しむ機会が減ること、子どもたちの泳力が下がり泳げない子が増えることが挙げられます。
実際のところ外部活用導入済みの地域や学校ではどうなっているのか、現場の実態について、教育長に伺います。
A 日吉亨 教育長
外部活用におけるメリットは、教員と協働して、専門の指導者による技術指導が受けられること、また、屋内プールの場合、天候に左右されにくいため、計画的な実施が期待できることなどでございます。
さらに、教職員が校内プール施設の管理を行う必要がないため、業務負担の軽減にもつながります。
一方、実施上の課題として、学校からプール施設までの移動時間や手段の確保、施設利用においては、事前に施設側との調整、また校内では授業時間割等の調整が必要となることなどでございます。
再Q 保谷武 議員(自民)
学校活用のメリットと課題という言葉で御説明を頂きましたけれども、実際のところ子どもたちの泳力、泳ぐ力がどういうふうに影響しているのか、低下しているのか、お聞きしたいと思います。再質問いたします。
再A 日吉亨 教育長
令和5年度に県が行った調査によりますと、クロール、平泳ぎで25メートル以上泳げる児童生徒の割合は、令和元年度と比べて低下いたしました。
その理由といたしましては、コロナ禍による授業機会の減少を考えておりますが、外部活用との明らかな因果関係は確認できておりません。
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