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掲載日:2025年12月17日
Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
望まない受動喫煙ゼロを実現するためには、屋外における受動喫煙対策や吸い殻散乱の防止など、生活環境の改善も欠かせません。健康増進法により屋内は原則禁煙となりましたが、その結果、喫煙行動が屋外に移り、歩行者が煙を浴びたり、吸い殻が放置されるといった新たな環境悪化も生じています。特に、駅周辺や公園など人の往来が多い場所では、安全性や環境美化の観点から深刻な課題となっています。
市町村では、環境部門が苦情対応や屋外喫煙所の整備を行う例も多く見られますが、県有施設においても煙や吸い殻に関する苦情を伺うことも多く、環境部としても対応が求められていると感じます。こうした状況を踏まえ、受動喫煙や吸い殻のポイ捨てをなくすため、生活環境の改善や環境美化の観点から環境部としてできることは何なのか、環境部長の見解を伺います。
A 堀口幸生 環境部長
環境部では、環境の美化や快適な生活環境を確保する観点から、空き缶やペットボトル、さらにたばこの吸い殻等のごみの散乱防止の普及啓発、あるいは地域清掃活動に対する支援を行っているところです。
これまでは、ごみの捨て方に重点を置いた取組を行っておりましたが、保健医療部と連携することで、より包括的な普及啓発が可能になると考えております。
喫煙所の設置はポイ捨ての防止の上でもメリットがあり、また、議員お話しのとおり市町村の中には環境部門において喫煙所の整備を所管しているケースもございます。このため環境部としても、市町村に対して県の補助金の活用を働き掛け、有効活用を促すこともできるのではないかと考えております。
環境部が自ら県有施設の分煙環境を整備するということは、事務の所管上難しいと考えておりますけれども、生活環境の改善や環境美化の観点から関係する部局と緊密な連携を行ってですね、互いの取組を補完しながらその施策の相乗効果の発揮に努めてまいりたいと存じます。
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