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掲載日:2025年12月17日
Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
子供たちの実態に即した、より適切な教育環境を整備する観点からも、特別支援学級や特別支援学校分校の設置について早期に検討すべきと考えます。そこで、教育の責任者である教育長に見解を伺います。
A 日吉亨 教育長
埼玉学園に在籍する児童生徒の教育については、県が上尾市など関係機関との連絡会議を毎年度実施し、課題点や解決策などの協議を行っています。
また、県では今年9月に教育局職員が学園を訪問し、児童生徒の様子を把握し、教員の声を聴取しております。
学園では、特別な配慮が必要な児童生徒が増加しており、より一人一人に適した指導や評価の実現に課題があることから、県の更なる支援が必要と考えております。
そこで、県の指導主事や近隣の特別支援学校教員を派遣し、学校現場に寄り添って適切に助言してまいります。
また、議員御提案の特別支援学級の設置などの方法も含め、児童生徒が学習面・生活面において充実した生活を送り、自立できるよう県を含めた関係者間で適切な支援策についてしっかりと協議してまいります。
再Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
特別支援学級の先生などを派遣するといったような話があったと思うんですけれども、私が先ほどお話ししたのは、実際、先生が教えていて特別な支援が本当は必要だなと思っていても、通常学級という選択肢しかないですから、なかなかそういうところで葛藤があると。
あと、成績のことがあるんですけれども、成績は通常学級ですから、例えば正式な成績としては1から5とかで1ばかり付く子がいるんですね。その成績表があって、それとは別に子供たちに渡す文章表記の成績を作っているというような実情も生じています。
そういったことは派遣云々という話ではなくて、多分教育の過程の問題だと私は思っています。そういった意味で、今県内でも児童生徒数が減少している中で、それとは逆に支援学校の在籍児童数は増えているというような状況もありますし、やはり私は特別支援学級や特別支援学校分校を設置するということが必要だと思いますけれども、再度答弁をお願いいたします。
再A 日吉亨 教育長
埼玉学園の先生方からは、以前と比べて、特別な配慮が必要な子供たちが増えていることで、一人一人に適した指導や評価を実現しようと苦労なされていることなどの話を伺っております。
これらの話をふまえ、繰り返しになりますが、議員御提案の特別支援学級の設置などの方法も含めまして、児童生徒が学習面・生活面において充実した生活を送り、自立できるよう支援策について県を含めた関係者間でしっかりと協議してまいります。
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