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掲載日:2025年12月17日
Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
本年9月の総務県民生活委員会でも指摘をしましたが、上尾運動公園の再編整備を進めるには、公園全体の再編方針、将来像を早期に示すことが不可欠です。全体構想が決まらなければ、個別の施設の配置も判断できません。そのためには、競技力向上施設、体育館の検討と併せ、公園全体の基本計画を早期に策定すべきと考えます。
特に、冷暖房設備がなく老朽化が著しい築58年の上尾運動公園体育館や築43年のスポーツ総合センターの今後の取扱いは、公園全体の再編を考える上で重要となります。本来であれば、公の施設の在り方有識者会議で検討されるべき施設だと思いますが、今回は対象外となっていました。
今年度中に再編整備の検討結果を取りまとめる今こそ、これら老朽施設を公園全体の中でどう位置付け、整備をしていくのか、明確に示すべきです。知事の見解を伺います。
A 大野元裕 知事
現在のスポーツ科学拠点施設整備運営事業の基本計画は、上尾運動公園東側を事業範囲としており、競技力向上施設や体育館のほか、このエリアで民間事業者の提案による整備も行う方針であります。
令和7年度の基本計画の改定に向けた検討では、上尾運動公園体育館などの既存施設との機能の重複や、連携可能性についても整理をしております。
その中で、新たな体育館と機能が重複するスポーツ総合センターの体育館については、廃止をする方向で考えております。
また、上尾運動公園体育館は、必要なメンテナンスを行っており、当面、利用していく方針であります。
一方、スポーツ科学拠点施設整備運営事業では、今後、公園の活用を希望する事業者からの提案を受け付ける予定です。
スポーツ科学拠点施設の具体的な提案を踏まえ、施設間の連携及び相乗効果を図り、公園西側を含めた公園全体の基本計画策定の必要性、また、老朽施設の位置付けや今後の整備方針についても検討してまいります。
再Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
今の御答弁ですと、競技力向上施設に付随する体育館と機能が重なるので、スポーツ総合センターの体育館の機能は廃止をして、上尾運動公園体育館は存続させるというふうにおっしゃっておりましたけれども、上尾運動公園体育館は築58年と老朽化が進んでおり、存続させるにしても今後も修繕だけで対応するには限界があると考えます。今後は大規模改修や機能更新なども含めて、その具体的な整備方針を検討し示していくという理解でよろしいのか、確認をさせてください。
再A 大野元裕 知事
公園東側における競技力向上施設と体育館に係る基本計画の改定を進めており、それ以外の施設については、民間事業者からの御提案をお伺いしていく予定です。
上尾運動公園体育館を含め、既存施設の整備方針については、施設間の連携や相乗効果を最大化する視点でしっかりと検討してまいります。
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