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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(鈴木まさひろ議員)

文化芸術への戦略的投資の重要性ー未来を見据えた政策転換についてー-外部資金を呼び込む仕組みの強化について

Q 鈴木まさひろ 議員(自民)

文化芸術の安定財源として、ふるさと納税制度の積極的活用は重要です。まず、寄附を検討される方々の視点に立って、個人、企業版ふるさと納税の双方で文化芸術振興を重点分野として上位の選択肢に分かりやすく位置付けることで、寄附の意思決定を円滑に促進すること、さらに現在の限られた芸術面の寄附対象事業を拡充するとともに、持続的な資金基盤を確立することが重要と考えますが、県民生活部長の御所見を伺います。

A 横内ゆり 県民生活部長

まず、本県のふるさと納税の寄附先として、文化芸術の振興を選んでいただけるよう上位の選択肢に位置付けることについてでございます。
現在、県では、埼玉県文化振興基金など6つの基金でふるさと納税の寄附を受け入れており、専門サイトなどでの各基金の紹介の順番は、議員お話しのような、選択される要素の一つであるかもしれません。
すべての基金はそれぞれの役割を持っておりますことから、そこに優先順位を付け、文化振興基金を上位にすることは難しいと考えております。
しかし、文化振興基金への寄附を増やすことは大変重要なことだと考えており、ふるさと納税を検討している方に対し、基金の意義や寄附金を活用した文化事業、イベントの魅力的な写真を紹介するなど、寄附者が関心を寄せ、寄附につながるような周知を工夫してまいります。
次に、寄附対象事業を大きく拡充することについてでございます。
文化振興基金は、地域の文化振興に要する経費に充てるために設置しており、幅広く活用することが可能となっています。
現在の文化振興基金の使い道としては、子供たちの文化芸術体験に対する助成や、社会福祉施設と演奏家をつなぐアーティストボランティアコンサートなど、県民の様々な文化活動に活用しております。
基金は県民の皆様からいただいた大切な財源でございますので、基金の活用を通して、県民の文化活動が活発となり、県の文化芸術の魅力が向上するよう効果的に役立ててまいります。
次に、持続的な資金基盤を確立することについてでございます。
今後もこの基金を有効に活用し、県民の文化芸術活動を支援していくためには、さらなる原資の確保に努めることが大変重要です。
これまで県ホームページやふるさと納税の専門サイトによる寄附の呼び掛けや、文化振興基金を活用したコンサートや演劇をはじめとした様々な文化芸術イベントにおいて募金箱を設置するなど、文化芸術に関心や理解のある方々に寄附を募ってまいりました。
中には、長年寄附を続けていただいている個人や企業もいらっしゃいます。
今後は、企業への寄附の呼び掛けの強化や企業版ふるさと納税の活用を検討するなど、安定的な資金の確保に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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