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掲載日:2025年10月22日
Q 長峰秀和 議員(自民)
埼玉県ロボティクスネットワークは、埼玉県が主導するロボット産業振興のための会員組織で、(仮称)SAITAMAロボティクスセンターを拠点に、県内外の企業や大学、研究機関が連携し、社会課題の解決に資するロボットの開発と社会実装を促進することを目的としています。
このネットワークは、特定の企業や組織だけでは解決が難しい課題に対し、多岐にわたる参加者が連携することで、新たな技術やビジネスを生み出すためのプラットフォームとして機能します。そして、ネットワーク内においては、ロボティクス分野のスタートアップ企業を中心にしながらも、一方で、大学などによる最先端のディープテックや内閣府のムーンショット目標達成につながる研究等の成果を取り込み、先端的かつ効率的に埼玉ロボネットの会員企業間のオープンイノベーションにつなげていくための仕組みづくりも重要です。
埼玉県ロボティクスネットワークの更なる機能拡充には、こうした最先端の研究開発に取り組む大学などとの関係性構築が重要と考えますが、産業労働部長の御所見をお伺いいたします。
A 野尻一敏 産業労働部長
埼玉県ロボティクスネットワークには、現在、14の大学や研究機関が参加しておりまして、今年度は、企業が抱えている具体的な課題の解決を図るため、「農業分野」と「建設・点検・保守分野」の2つの研究会を立ち上げたところでございます。
例えば、農業分野の研究会では、農業法人から収穫や除草などの課題について説明があり、参加した大学からは荒れ地を移動するロボット技術などが紹介され、課題解決に向けた検討を開始したところでございます。
また、今月の24日にはネットワークでは初めての試みとして、ロボット開発ニーズを持つ企業5社に登壇をいただき、ピッチ形式でのマッチングイベントを渋沢MIXで開催することとしておりまして、後日、オンデマンドでの配信も行う予定でございます。
今後は、より多くの大学や研究機関にネットワークに参加いただけるよう更に働き掛けを行うとともに、大学等の研究成果の活用により、企業の課題解決を図るため、マッチングの場を提供し支援することで、企業と大学等との関係性の構築に努めてまいります。
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