トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年9月定例会 > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月2日(木曜日) > 長峰秀和(自民) > 令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(長峰秀和議員)
ここから本文です。
ページ番号:274201
掲載日:2025年10月22日
Q 長峰秀和 議員(自民)
さいたま農村女性アドバイザーは、女性農業者の社会的役割の向上及び農業、農村における男女共同参画の推進を目的に、知事が認定し、地域の特色を生かした活動や研修会などを通じて女性農業者同士の交流を深め、スキルアップを図るとともに、それぞれの地域で農業経営や地域活動のリーダーとして指導や助言を行っています。
農林水産省によると、女性農業者組織においては、高齢化と新たな人材の掘り起こしが重要な課題とされる一方で、今後の農業の発展、地域経済の活性化のためには、多彩な視点を持つ女性農業者が必要とされています。
埼玉県農業の課題である農業従事者減少と高齢化に対応するため、さいたま農村女性アドバイザー制度を一層充実するべきと考えますが、農林部長の御所見をお伺いいたします。
A 竹詰一 農林部長
女性農業者は、生産や販売の現場で重要な役割を果たしており、農業の発展や地域経済の活性化に不可欠と考えます。
県では、農業経営や農産物加工などの知見を有する女性農業者をさいたま農村女性アドバイザーに認定していますが、その平均年齢は、平成26年度の61歳から令和6年度は67歳と高齢化が進んでいます。
アドバイザー組織の活性化を図るためには、若い女性農業者が参加しやすい組織環境を整えることが重要です。
そのため県では、さいたま農村女性アドバイザーネットワーク響の活動支援を通じ、地域リーダーとなりうる女性農業者の確保育成を行っています。
具体的には、新規アドバイザー確保のため、地域活動を紹介したパンフレットの作成や、会員の資質向上と相互の親睦を図る視察研修などの新たな取組を支援しています。
また、普及指導員が市町村と連携し、新たな人材の掘り起こしを行っています。
今後も、こうした取組を強化し、さいたま農村女性アドバイザー制度の充実を図ってまいります。
再Q 長峰秀和 議員(自民)
今お話しいただいたように、活性化を図っていただきたいんですけれども、現在、認定書の授与は各農林振興センターで行っているというふうに聞いております。参加される女性のモチベーションを高める意味でも、認定式の在り方もちょっと検討いただいて、知事出席の下で行う、あるいは今まで認定いただいたアドバイザーの皆さんをお招きして知事との意見交換の場を設けるなど、活動のモチベーションを高めるような形を検討していただきたいと思うんですけれども、農林部長、いかがでしょうか。
再A 竹詰一 農林部長
令和7年度の新規認定予定者は18名を予定しておりますが、県全域で認証式を実施、また、既存のメンバーも含めた交流会を実施することは、アドバイザー組織の機運醸成にもつながるものと考えます。
アドバイザーや市町村の意向も確認し、実施について検討してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください