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掲載日:2025年10月22日
Q 長峰秀和 議員(自民)
昨年12月の一般質問において、FEMAの名称について「SAITAMA EMERGENCY MANAGEMENT ABILITY」、通称「SEMA(シーマ)」に変更してはどうかと質問いたしました。本日、サイドブックスの中に資料がございますので、スペルを御覧いただければと思います。組織と取組とは同じではないものの、大野知事の強い思いと、FEMAという名称が浸透してきているのでとの答弁でございました。
「SEMA」を提案した理由の一つが、県民への周知の一助になるというものでした。同じくサイドブックスにございますように、例えばロゴマークを通じて取組を周知することにより、参加組織間の連携強化や、避難所活動の信頼性を向上させる効果を想定いたしました。パネルを。このマークはわざわざ作ったんですけれども、生成AIで作った結果、こういったものが。前回よりもリニューアルはしているんですけれども、このようなマークを掲示するその効果を想定しておりました。
埼玉版FEMAは、県民の安心・安全につながる重要なものと考えます。平時から、あるいは災害時において、多岐にわたる関係機関や参加者たちが相互に協力し、それぞれの活動の効率を最大化するためにも、この取組を県民にもっと分かりやすく周知するべきと考えますが、知事の御所見をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
埼玉版FEMAは、平時からシナリオ作成や訓練を繰り返すことによって、関係機関同士の強固な連結を推進し、県全体の危機・災害対応力を強化しようとする埼玉県独自の取組であります。
これまで延べ1,430の機関が訓練に参加しており、埼玉版FEMAは危機・災害対応に当たる関係機関に浸透をしております。
他方で、県民の安心・安全の確保につなげるためには、県民への分かりやすい周知も重要であり、議員の前向きな御提言に感謝をいたします。
先日行われた令和7年度総合防災訓練においても、石破茂内閣総理大臣に埼玉版FEMAの取組についてお伝えするとともに、私自身も記者会見やインタビュー、講演会などあらゆる機会を捉えてPRを行っております。
今後、県のホームページを充実させ、訓練の成果を分かりやすく紹介するなど、既に多方面に浸透しつつある埼玉版FEMAの取組が具体的に伝わるよう、広報について工夫したいと思います。
また、埼玉版FEMAの訓練に参加した市町村のうち、鴻巣市や入間市などではFEMAを冠した取組が始まりつつあり、市町村に取組が広がることにより、県民に幅広く伝わることも期待されます。
引き続き、県と関係機関がワンチームとなり様々な状況を想定した訓練を積み重ねるとともに、埼玉版FEMAの取組を広く周知することによって、県民の安心・安全の確保につなげてまいりたいと考えます。
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