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掲載日:2025年10月22日
Q 岡田静佳 議員(自民)
少子化、私立高校の無償化の拡大もあり、今後、埼玉県では私立高校の進学希望者が増え、県立高校への進学者が減少するのではないかと予測されています。県立高校は税金で運営されていますので、まずは県内どの地域においても高校教育を保障することと、私立高校が担いにくい専門学科に集中して人、教職員と金を投入することが望ましいと私は考えます。
また、私は令和6年6月の一般質問で、通信制や多部制定時制の増設を求めています。工業高校や商業高校の視察に行かせていただくと、実際の企業では使っていない古い機械や古いパソコンソフトで勉強しているという話を生徒から聞きます。長引く不景気の中で、実践的なスキルを身に付けることができる専門教育の需要は高まっていますが、使えない教材での学習はかわいそうです。
こちらは、一昨日のお祭りで所沢商業高校の生徒から購入した狭山工業高校とコラボで作った狭紅茶です。こういった取組は私はすばらしいと思うので、是非応援していきたいと思っています。
工業科や商業科のほかに看護科や介護福祉士の資格が取れる福祉などの専門学科を設置する私立高校が限られる中で、県立高校ならではの特色のある専門学科や通信制、多部制定時制の充実を集中的に進めていくことが望ましいと考えますが、教育長の見解をお尋ねします。
A 日吉亨 教育長
県立高校には、能力と希望に応じた多様な学びの選択肢を用意することが求められると考えております。
議員御指摘の点については、今年3月に策定した「魅力ある県立高校づくりの方針」に基づき、ロボットや航空機など先端技術を活用した工業系専門学科や、昼夜開講の定時制と通信制を併設する高校の設置を検討いたします。
県では、引き続き、時代の変化を見据え、様々なニーズに応えられるよう魅力ある県立高校づくりに取り組んでまいります。
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