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掲載日:2025年10月22日
Q 岡田静佳 議員(自民)
私は、6月に骨折し車椅子や松葉杖で生活をしましたが、バリアフリーの重要性を再認識いたしました。県では、自民党県議団が提案した福祉のまちづくり条例の改正を受け、令和5年11月から思いやり駐車場制度を導入し、公共施設や民間施設の協力を得て、障害者供用駐車区画の設置拡大と制度の普及を図っています。実際に利用する立場になってみると、改めて思いやり駐車場が歩行困難者に必要なことが分かりました。
しかしながら、整備されていなかったり、整備されていても区画数が少なく、ほかの利用者が駐車していてなかなか車を止められないこともありました。そこで、思いやり駐車場の協力区画を増やすための取組や制度の普及啓発、マナーアップの取組など、駐車場を利用したい人が利用できる環境づくりに向けた取組について、現在の協力区画の設置状況を含め、福祉部長に伺います。
A 岸田正寿 福祉部長
思いやり駐車場制度を実効性あるものとする上で、協力区画の確保は何よりも重要です。
そのため県では、公共施設はもちろん、商業施設など民間施設に対しても直接、電話や訪問により協力区画の設置・登録をお願いしてまいりました。
多くの施設から御理解をいただき、公共・民間施設をあわせて、令和7年3月末現在で2,967施設、7,599区画に登録いただいております。
協力区画を設置する商業施設にアンケートを行ったところ、27.6パーセントの施設から不適正利用が減少したとの回答をいただくなど、制度の効果が表れているところでございます。
また、普及啓発としては、彩の国だよりなどで情報発信するとともに、県議会の皆様にも御協力をいただきながら、駅や商業施設で啓発イベントを実施し、県民に区画の適正利用を呼びかけてまいりました。
令和7年度は、新たに、埼玉県広報アンバサダーに区画の適正利用を呼び掛ける動画を制作してもらい、県公式インスタグラムなどで公開することを検討しております。
今後も、協力区画の拡大や普及啓発に積極的に取り組み、真に区画を必要とする方が駐車しやすい環境をつくってまいります。
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