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ページ番号:270311

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渡辺大議員)

三芳町(仮称)地域活性化発信交流拠点について

Q 渡辺大 議員(自民)

ふじみ野市、三芳町の西部を含む三富地域には、江戸時代初期から武蔵野の落ち葉堆肥農法と呼ばれる循環型農業が伝承されてきており、令和5年7月には国連食糧農業機関により世界農業遺産に認定されたところです。先日の全国植樹祭の中でも大きく御紹介いただき、ありがとうございました。
当該地域には関越自動車道の三芳パーキングエリアがあり、付随するスマートインターチェンジは、令和6年3月に東京・新潟方面とも全車種が乗り降り可能なフルインター化が実現したところです。このような状況を契機に、三芳町では(仮称)地域活性化発信交流拠点の整備を検討しています。
令和7年5月に策定した基本計画では、スマートインターチェンジに隣接した場所に道の駅をイメージした施設を想定しています。三芳パーキングエリアは都心からも近く、災害時における応援部隊の進出拠点にもなっていることから、防災道の駅としての選定も視野に入れています。休憩・物販・飲食機能等のほか、地域活性化と農業振興を図るため、平地林に代表される美しい武蔵野の景観を映像などにより直感的に感じることで、三芳町だけでなく国内外の世界農業遺産の魅力に興味を持ち、体験し、知ることができるミュージアムの設置も検討しています。
当該整備により防災拠点としての機能の拡充、世界農業遺産を通じた地域の活性化、観光需要の増加など、当該地域だけでなく埼玉県全体の発展にもつながるものと考えますが、この計画に対しての考え、支援についての御所見を企画財政部長に伺います。

A 都丸久 企画財政部長

議員お話しのとおり、三芳町が検討している「(仮称)地域活性化発信交流拠点」の整備予定地は、令和6年3月にフルインター化が実現した三芳パーキングエリアに隣接する極めて好立地な場所であり、県内外から多くの利用者の来訪が見込まれます。
三芳町の計画では、同拠点は「三芳の農と食」「町からつながる・広がる」を基本方針とした多機能な「道の駅」をイメージしており、農業振興や観光振興に加え、防災拠点としての機能も想定するなど、町の魅力発信にとどまらず周辺地域の活性化に大いにつながるものと考えます。
今後、県といたしましては、三芳町が同拠点を整備するに当たり、国の各種交付金等の活用を支援するとともに、付加価値を高める周辺施設の整備において交付金等の対象とならない場合には、地域振興の観点から、ふるさと創造資金による財政支援を検討するなど、町の取組を積極的に支援してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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