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掲載日:2025年7月8日
Q 渡辺大 議員(自民)
#8000番では、休日や夜間の子供の急病に対する保護者の不安を解消するため、家庭での処置方法や受診の要否についての電話相談を受け付けています。#7119では、「病院へ行く? 救急車を呼ぶ? 迷ったら......」として、埼玉県救急電話相談が開設されています。
私の聞いたところでは、3分の1ぐらいはつながらなかった。つながった人でも、それは病院に行った方がいいですねとの回答で、余り役立たなかったという人が結構います。
#8000番、#7119はとりわけ小児救急外来の簡易的な代替機能を担うもので、小児時間外救急が手薄となっている地域もあり、代替手段の一つとして上述の相談事業は非常に重要な取組ですので実効的に機能してほしいと思っています。
ChatGPTやGeminiなどAIを活用するなどの方法も考えられるところですが、何が障壁でどうすれば機能させることができるのか、保健医療部長の御所見を伺います。
A 縄田敬子 保健医療部長
救急電話相談は、医療機関へ行くか救急車を呼ぶか迷っている方に対し24時間365日看護師が相談に応じており、令和6年度は大人と小児の合計で約29万件の相談に対応しております。
県では、事業の改善に役立てるため、令和6年8月から県のホームページに、いつでも書き込めるアンケートフォームを設置しており、アンケート結果では、満足したと回答した方の割合は約7割でございます。
一方、満足しなかった方の御意見には「つながりにくい」や「相談員の対応や助言内容に不満」といったものがあり、さらに機能を向上させるためには、このような点を改善する必要があると考えております。
つながりにくいことにつきましては、これまで随時相談体制を拡充しておりまして、令和6年度の応答率は令和4年度と比較して12.5ポイント改善し、89.8パーセントとなりました。
相談員の対応や助言内容については、毎年度、相談員を対象とした研修会を開催し、接遇の改善や参考となる相談事例の共有を図るほか、特に困難だった事例については相談記録の外部評価を受け、改善に努めております。
誰もがいつでも相談でき、相談して良かったと思っていただけるよう、救急電話相談の機能向上に引き続き取り組んでまいります。
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