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掲載日:2020年10月12日

令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(金野桃子議員)

動物愛護の推進について - 殺処分ゼロに向けた取組の強化を

Q   金野桃子  議員(県民

埼玉県では「殺処分ゼロ」を掲げ、地域猫活動推進事業等に取り組み、令和元年度には政令市、中核市を含め犬86頭、猫536頭、合計622頭まで殺処分数を減少できました。引き続き同事業の継続及び拡大をお願いするとともに、担当課や活動団体、その他関係者の皆様に敬意を表します。
本県では、埼玉県5か年計画において令和3年度までに犬猫の殺処分数を600頭とする目標を掲げています。5か年計画の終期を来年度に控え、殺処分ゼロを一日でも早く達成するために、今後、どのような取組を進めていくのか、保健医療部長にお伺いします。
また、殺処分ゼロに向け大切なのは、新たな飼い主を探すことです。そこで、埼玉県では県ホームページ上で新しい飼い主探し掲示板を掲載していますが、ホームページでは情報の拡散面で限界もあります。より情報が拡散されやすいSNSを活用してみてはどうか、保健医療部長にお伺いします。

A  関本建二 保健医療部長

まず、殺処分ゼロを一日でも早く達成するために、今後どのような取組を進めていくのかについてでございます。
現在、殺処分される犬猫の比率については、猫が8割以上を占めており、その多くは野良猫が産んだ子猫です。
そこで県では、野良猫の繁殖を抑えるため、市町村やボランティアに対して野良猫の避妊手術費用を補助する制度を充実させ、収容される子猫を減らす取組を進めております。
また、収容された犬猫については、少しでも多く新しい飼い主を見つけるため、県庁をはじめ市役所や商業施設などを会場とする譲渡会の開催にも注力してまいりました。
県では、収容される犬猫を減らす「入口対策」と、新しい飼い主へ譲渡する「出口対策」を両輪とした取組を着実に進め、一日も早く殺処分ゼロを実現できるよう努めてまいります。
次に、新しい飼い主を探すことについて、より情報が拡散されやすいSNSを活用してみてはどうかについてでございます。
県では、これまでもホームページやスマートホンアプリ「まいたま」などで、譲渡の対象となる犬猫の情報を発信してきましたが、コロナ収束の見通しが立たない中、今後はネット環境を生かした非対面型での譲渡活動が一層重要性を増します。
そこで、県のツイッターやフェイスブックなど、議員から御提案いただいたSNSの活用という新たな視点も取り入れ、譲渡事業を拡充してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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