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掲載日:2022年6月22日

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活躍する埼玉青年農業者(柿沼裕紀さん(ふじみ野市))

主人の笑顔がトレードマークです

のぼり旗やシール等、販促グッズを効果的に使い、顔が見える農業を行っています。

 ふじみ野市にある「柿沼農園」では、施設トマトを中心にねぎやさといも等の露地野菜を栽培しています。

 農家である御主人と結婚した裕紀さんは、お子さんが大きくなったのを機に就農しました。現在、御主人そして御主人の両親とともに15年ほど野菜の生産を行っています。

パック詰めを行う裕紀さん

【パック詰めを行う裕紀さん】

 柿沼農園の主力野菜は、3年前から生産を始めた樽栽培トマトです。

 5年前、雪害により倒壊したハウスを大型ハウスに建て替えたことで、トマトの栽培を始めました。初めは土耕での栽培を行っていましたが、高品質な果実生産に向けて試行錯誤を重ね、樽でのトマト栽培に辿り着きました。

整然と並ぶ樽栽培トマト、12月~6月に収穫・販売を行っています

【整然と並ぶ樽栽培トマト、12月~6月に収穫・販売を行っています】

 軌道に乗り始めたトマト栽培をきっかけに、自ら積極的な取り組みを行いたいと思った裕紀さん。昨年、県のウーマノミクス事業を活用し、のぼり旗、オリジナルシール、エプロンを作成しました。

 これまで地元JA出荷とJA直売所での販売が中心でしたが、自宅前にのぼり旗を立てて庭先販売を始めたほか、御夫婦でおそろいのエプロンをつけ軽トラ市での販売も始めました。

 特に御主人そっくりの似顔絵入りオリジナルシール付きのトマトは宣伝効果が高く、直売所のお客さんに顔を覚えてもらい、リピーターが増えました。中には、のぼり旗とシールの両方にある御主人の笑顔を目印に、「こちらで作っていたのね!」と買いに来る人も…裕紀さんのアイディアが新規顧客の獲得に結び付いています。

御主人の似顔絵入りのシール のぼり旗

【御主人の似顔絵入りのシールとのぼり旗】 

 販促グッズを上手く使い、農園のPRや新規顧客の開拓に取り組む柿沼農園は、次なる目標に「販路拡大」を掲げています。

 今後の意気込みについて尋ねると、「まだまだトマト栽培は始まったばかり。今後は肥料や品種を見直し、食味及び品質の向上と収量拡大に取り組んでいきます。そしていずれは、都内デパートでの販売を目指します。」と、御夫婦そろって笑顔で話してくれました。

おそろいのエプロンをつけて

【おそろいのエプロンをつけて】

お問い合わせ

農林部 農業支援課 普及活動担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4833

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