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掲載日:2026年3月26日
Q 細田善則 議員(自民)
次は、心理的なアプローチの方です。希死念慮、いわゆる自殺を望んでしまう気持ちの抑制についてでございます。
東大の研究では、青色の光に人の心を落ち着かせ、首都圏の鉄道会社では自殺者数が顕著に減少したという2000年代の調査がございます。私の地元戸田市では、私も応援していますトダイルミという団体が、北戸田の駅前のあしはら噴水公園や戸田駅前の公園スペースなどに青色のライトを取り入れて、美しくイルミネーションを装飾し、駅の利用者に安らぎを与えていただいています。
また、ほかにも、JRでは駅の社員さんをゲートキーパーとして育成する取組が進んでいるようです。その教材を拝見いたしますと、穏やかに声を掛ける、気持ちに寄り添い傾聴する、安易に励まさない、説得しないなどのポイントが記載されています。ただ、今、駅舎の無人化が進んでおりますので、駅の社員さんだけじゃなくて他の乗客、すなわち県民の皆様にもゲートキーパーの役割を担っていただくことが重要だというふうに考えております。
そこで、県民の尊い命を守るため、JRと連携し様々な心理的アプローチを強化することについて、保健医療部長の御見解をお伺いいたします。
A 縄田敬子 保健医療部長
議員御指摘の心理的アプローチによる希死念慮の抑制は、自殺防止対策として非常に有効であると考えます。
このため県では、鉄道事業者に対し、青色LED照明の設置をはじめ、相談窓口を記載した自殺防止のための看板の設置などの補助事業を、平成22年度から実施しております。
また、ゲートキーパーについては、市町村において住民を対象に幅広く養成しておりますが、県では、毎年、希望する鉄道事業者へ講師を派遣し、駅職員が自殺のサインに気づき、声をかける等の適切な対応を学ぶ取組を支援しております。
県民、特に乗客にゲートキーパーの役割を担ってもらうため、県から鉄道事業者に依頼し、ホームから線路に立ち入りそうな人を見つけた場合は、躊躇なく非常停止ボタンを押すことについて、啓発活動を行っていただいております。
JRと連携した取組の強化でございますが、自殺対策強化月間である3月に、埼京線や京浜東北線の車内のトレインチャンネルを活用し、県民向けに相談窓口を周知する自殺予防に向けた啓発活動を実施することとしております。
埼京線では、本日から1週間、放映をされております。
引き続き、心理的アプローチによる取組について、JRを含む鉄道事業者へ働き掛けてまいります。