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掲載日:2026年3月23日
Q 蒲生徳明 議員(公明)
当校は働きながら高校卒業の資格取得を目指す生徒や不登校や中途退学を経験した生徒など、多様な背景を持つ生徒が通っています。
昨年12月に公明党県議団として当校を視察させていただきました。多様な背景を持つ生徒たちに対し、教職員をはじめスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、教育相談員が一丸となって対応し、生徒たちに対する思いと行動に対し強く感銘を受けました。また、実際の生徒の様子や授業も拝見させていただき、きめ細やかな指導を行っていることがよく分かりました。
通信制高校で学ぶ生徒の学習を充実するためには、生徒が自分のペースに合わせて学び、それに教員が適切な指導をしたり、助言したりすることが重要です。この点について現在の対応状況をお聞きしました。生徒がレポートを提出したり、教員が添削後のレポートを返却したりする方法については、現在、郵送で行っているとのこと。このため、一人一人の生徒に対する迅速な対応が困難となり、また経費もかさむとのことで、この点については改善が必要と思いましたが、県より来年度から生徒がウェブ上でレポート提出可能なシステムを導入すると伺いました。大変歓迎すべきことですが、導入に当たってはこのシステムで従来よりも教育の質が向上することが重要です。
そこで、お聞きします。
このシステムにより生徒や学校にどのような効果が生まれると考えているのか。また今後、当事者である学校の意見をどう把握し反映していくのか、教育長に伺います。
次に、空調整備についてです。
近年、地球温暖化の影響で平均気温が上昇し、熱中症予防の観点から県立学校体育館への空調整備の導入については、我が団としても私を含め安藤議員、深谷議員、萩原議員、小早川議員がそれぞれ質問で取り上げ、また同じく特別教室のエアコン設置や公設負担についても、小早川議員が取り上げてきました。
新年度当初予算案では、体育館の空調について防災拠点校以外の学校にも順次整備を進めるための予算が計上されています。また県は、選択・特別教室の空調についても普通教室と同様に県が公費で負担するとのことで、この点については歓迎いたします。
一方で、大宮中央高校のようにそもそも空調が設置されていない選択・特別教室がある学校では、近年、地球温暖化による異常な暑さの中で、授業の実施や生徒・教職員の安全の確保に苦慮しているとの声も寄せられています。
そこで、まず県立高校の選択・特別教室の空調設置率の現状をお聞きします。
また、選択・特別教室への空調整備の完了予定は令和15年度と聞いていますが、どのような考え方や順序で整備を進めていくのでしょうか。生徒・教職員の学習環境確保のためにも一日も早く求められる空調整備に向け、教育長の御見解をお聞きします。
A 日吉亨 教育長
まず、WEB上でレポート提出可能なシステムの導入により、生徒や学校にどのような効果が生まれると考えるか、についてでございます。
大宮中央高校の通信制の課程では、現在、郵送を用いて生徒が提出したレポート等を教員が添削した上で返送するなどの方法で指導を行っており、提出から返却までに10日程度の期間を要しております。
今回、レポートの提出と添削結果の確認などがWEB上で可能となるシステムを導入することで、レポートを提出してから返却されるまでの期間を短縮できます。
生徒にとって、より早いフィードバックが得られることで、学習の効率化や、さらなる動機付けにつながるものと考えております。
また、レポートの提出日時や受付状況、成績などをシステム上で確認できることから、生徒が学習の進捗状況を把握でき、計画性を持って学習を進められるようになります。
さらに、学校にとっては、生徒の学習の進捗管理を含め、業務が効率化されることで、指導の充実につながるものと考えております。
次に、学校の意見をどのように把握し、反映していくのかについてでございます。
システムの運用に当たっては、学校現場の意見を反映していくことが重要であり、県では、県指導主事と教職員との意見交換の場を設け、システムを生徒と教員が円滑に利用できるよう支援してまいります。
次に、県立高校の選択・特別教室の空調設置率についてでございます。
令和7年9月時点で、全県立高校の選択・特別教室約4,800教室のうち、約67パーセントに空調設備が設置されております。
次に、空調整備の考え方や順序についてでございます。
令和8年度当初予算案では、県立高校において空調設備が未設置の選択・特別教室に順次、整備するための予算案を計上させていただきました。
生徒が安全な学校生活を送ることができる環境を整備するという考え方から、空調設備の整備の順序については、学校ごとの空調設備の未設置率などを踏まえ検討してまいります。