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ページ番号:280492

掲載日:2026年3月23日

令和8年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(蒲生徳明議員)

若者の県政への参画の在り方について

Q 蒲生徳明 議員(公明)

さきの私の代表質問に対し、知事から「県が若者の自主的な意見を県政に取り入れる取組を積極的に展開することで、若者の社会参画につながる環境づくりを進めたい」との御答弁を頂きました。
大学生との意見交換会やどこでも知事室、県政サポーター制度などの拡充など、若者の声を聞く機会は着実に広がっています。本県の重要課題である人口減少、超高齢化社会の対応の中、若者の力を引き出せるかどうかは、本県の未来を左右する重大テーマです。
そこで、若者の県政への参画について改めて知事に伺います。
県政への参画は理念ではなく仕組みであります。政策形成の段階から若者が参画できるようにするとは、単に意見を聞くことではなく、企画の立案前、制度設計の段階、予算化の前といった初期段階から若者が関わる仕組みをつくることと考えます。
そこで、知事はこれまでどの政策にどの段階で若者を参画させ、どう政策へ反映させてきたのか、具体的な事例をもってお示しください。
全国では政策形成段階から若者を組み込む取組が進んでいます。以前、質問の中で御紹介した提案から政策化まで伴走支援を行う兵庫県尼崎市のユースカウンシル事業「Up to You」、また神奈川県の「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」は、子供・若者の目線で考えた事業提案を募集し、選ばれると県が実現化を目指し、事業化に向け提案者も一緒に参加できます。そして、三重県の「キッズ・モニター+」は、県の様々な取組について小学生から高校生を対象に電子アンケートやイベントで意見を聞き、フィードバックを行う取組です。
これらに共通するのは単発のヒアリングでないこと、常設化されていること、そして提言が政策に反映される仕組みが制度化されているという点です。
知事は、「バーチャルユースセンターを活用し、ユースカウンシルのような若者が交流の中で自発的に自らの意見を発信できる場を検討する」と述べられました。重要なのは交流の場で終わらせることなく、政策形成のプロセスに正式に若者を参画させる取組をどうつくるのかだと思います。
そこで、若者の県政の参画の在り方について、3点御提案いたします。
まず、若者の参画を県の政策形成プロセスの中に制度化すること。
次に、審議会や計画策定委員会に若者委員の登用を積極的に進めること。
そして、ユースカウンシルを単なる意見交換の場ではなく、知事への公式提言機関として設置することです。
以上、これらの対応について、本県の未来を開く主体者である若者施策で全国をリードする思いを込めた知事の御答弁を求めます。

A 大野元裕 知事

議員お話しのとおり、若者の県政への参画に当たっては、若者が企画の立案前や制度設計の段階、予算化の前といった初期段階から関与する仕組みは重要と思います。
そのため、令和7年4月に策定した「埼玉県こども・若者計画」においては策定段階から83名の若者に御意見をお伺いし、計画に反映しました。
例えば、「こども・若者だけではなく、シニアも一緒に活動する機会があれば、『こどもまんなか社会』の実現も見えてくるのではないか」という御意見を頂きましたので、「こども・若者を取り巻く担い手」について、幅広い世代が担い手となる施策を計画に盛り込みました。
また、令和7年度、大学との連携事業においては、芝浦工業大学の学生からバーチャルユースセンターの利活用促進策について、「事前登録のハードルを下げるべき」という御意見を頂いたことから、令和7年10月からの本番運用では事前登録を行わないことといたしました。
今後も、県の政策の策定段階において、機会を捉えて若者の皆さんに参画していただき、共により良い政策の実現を図ってまいります。
次に、若者の参画を県の政策形成プロセスの中に制度化することについてであります。
若者が県の政策形成プロセスに参画できる制度をつくることは、若者が主体的に行動するようになるだけではなく、自由で斬新な発想により社会を活性化させる点でも重要と考えます。
県では、令和7年度に、新たに、こども・若者の意見を聴き、県の施策に反映させる仕組みとして、「埼玉県こども会議」を設置しました。
小学生から高校生まで28人の皆さんが、埼玉県のこども向けの広報や、ペットを家族として最後まで一緒に過ごすことなど三つのテーマで意見交換を重ね、令和7年12月には私に対し、その結果を発表していただきました。
また、大学生の声を県政に生かすため、埼玉大学や立教大学の学生から政策提言を頂き、私と直接意見交換を行っており、例えば、県と立教大学が連携した公開防災イベントを実施するなど、学生の提言が事業化に結び付いたものもございます。
大人では気が付かない、あるいは見落としがちな、こども・若者ならではの視点に立った意見を多数頂くことは、大きな気付きにつながります。頂いた意見につきましては、是非県の施策に生かしてまいりたいと思います。
引き続き、若者が県の政策形成プロセスに参画できるよう、制度の充実を図ってまいります。
次に、審議会や計画策定委員会における若者委員の登用について、積極的に推進していくべきについてであります。
こども・若者の意見反映・社会参画を進めていく観点から、若者を審議会等委員に委嘱することは意義あることと考えます。
県では、これまでも審議会等にこども・若者委員の登用を進めており、例えば、児童福祉審議会委員に「こども・若者枠」を設定したり、また、青少年健全育成審議会委員でも若者年代の方を委嘱をしたりしております。
審議会等には、都市整備や医療分野といった高度で専門的な知見が求められる分野もありますので、まずは身近で関係が深いこども・若者の政策分野において、若者委員の積極的な登用を推進してまいります。
次に、ユースカウンシルを単なる意見交換の場ではなく、知事への公式提言機関として設置することについてでございます。
議員御指摘のとおり、単に意見を聴くだけではなく、若者が参画し、政策に反映することは重要です。
県では、バーチャルユースセンターにおいて、こども・若者が自由に意見を出し、自らやりたいことを選び、参加できる居場所づくりを進めております。
令和7年10月から本番運用を開始し、徐々に利用者数が増加、交流が活発化し、様々な意見が発信され、企画につながる例も出てきたところであります。
例えば、「みんなで読書をしてみる会」というプログラムは、利用者から提案され、企画の段階から参画していただいて、実現したものであります。
引き続き自由に意見発信ができる居場所づくりを進める中で、県への政策提言につながる仕組みに昇華させるべく検討をしてまいりたいと思います。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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