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掲載日:2025年12月24日
Q 高橋稔裕 議員(自民)
飯能市の特徴は、資料のその2やその4において優良田園住宅制度を活用しているという点です。この制度、そもそも農林漁業の健全な発展との調和に関する事項が定められており、埼玉県農林部の一つの目的である農山村の振興、農業振興に寄与するものと考えております。県施策「農ある暮らし」について一層の居住に焦点を当てた積極的な取組を願います。
そこで、農林部長にお尋ねします。
別途集落を外に広げない縛りや農林業の健全な発展との調和を遵守しつつ、埼玉県として優良田園住宅制度を推進すべきではないでしょうか。
A 竹詰一 農林部長
優良田園住宅制度は、農林漁業の健全な発展との調和を図りつつ、優良な住宅の建設を促進する制度です。
制度を活用するためには、住宅の建設が可能な土地の区域などを定めた基本方針を市町村が策定する必要がございます。
その上で、移住希望者が優良田園住宅建設計画を作成し、市町村から認定を受けると、計画地が優良な農地であっても転用が可能となる特例が適用され、あわせて農地制度の手続きの円滑化についても配慮されます。
本制度は、地域特性に応じた活用が可能であることから、関係部局とも連携し、農山村の振興に資する手法の一つとして、市町村にしっかり周知してまいります。