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掲載日:2025年12月24日
Q 高橋稔裕 議員(自民)
学校が小規模であることは、こどもにとってどのような影響があるか、教育長にお尋ねします。
A 日吉亨 教育長
学校が小規模であることは、係活動や学校行事などで児童生徒一人ひとりが活動する場面が増えやすいなどの影響があると考えます。
一方、児童生徒数が少ないため、クラス替えができにくく、人間関係が固定化しがちであること、多様な考え方に触れる機会や切磋琢磨して学ぶ機会が少なくなりがちであることなどの影響が考えられます。
再Q 高橋稔裕 議員(自民)
これだけなんですかね、知見としては。まだまだあると思うんですが、詳しくもう少し御意見をください。
再A 日吉亨 教育長
学校が小規模であるということについては、メリット、デメリット両方あると考えており、それだけ一つ一つのことを考えれば、例えば、その係活動や学校行事一人ひとりが活動する場面が増えやすいということは、それぞれの児童生徒にとって良い面に捉える場合もあるでしょうし、一方でそれが嫌だと考えるこどももいると思います。
また、クラス替えができにくいとか、人間関係が固定化しがちであるとか、そういったことについて、両面として捉えられると考えているところです。
再々Q 高橋稔裕 議員(自民)
標準が12学級以上というふうになっている中で、これについて意味のない形での12学級ということなのか、あるいは何かしらデメリットがあるから12学級としているんじゃないのかというところが、教育長として本当に12学級以下でも全然構わないというふうに言っているようなそんな印象に聞こえました。
再々質問させていただきます。
小規模な学校でもそんなに困ることはないんですか、こどもたちが。
再々A 日吉亨 教育長
先ほど御答弁申し上げましたように、実際に今、小規模となっている学校が県内にもたくさんあると認識しております。
その中で12学級というのが標準だということでございまして、標準は標準として捉えていくべきだろうと思います。
ただ、実際に今、小規模の学校で学んでいるこどもたちもたくさんおりますので、そのこどもたちの心情などにも配慮しておかなければいけないと思っており、小規模の学校であっても、それぞれの先生方がおり、様々な配慮をしながら教育をしているところだと認識をしております。