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掲載日:2025年12月22日
Q 千葉達也 議員(自民)
県民生活の安全を守る最前線である警察署の在り方についてお伺いいたします。
我が国は「福祉の世紀」と言われ、公共施設におけるバリアフリー化はもはや義務であり、社会全体に浸透すべき理念であると考えます。しかしながら、埼玉県内の警察署に目を向けますと、いまだにエレベーター等の設備がなく、高齢者や身体に障害を持つ方々が庁舎を利用する際、大きな支障を来している現状が散見されます。警察署は県民が安心して駆け込める場所であるにもかかわらず、利用者の身体的な特性によって利用の公平性を欠いていることは極めて重大な問題だと考えます。
そこで、(1)現状認識について。
現在、埼玉県にある全39所の警察署においてエレベーターやスロープ、多目的トイレといったバリアフリー基準を満たしている施設の割合、及び未整備の警察署の具体的な内訳をどのように把握されているのか、その現状と課題認識を警察本部長にお伺いいたします。
A 野井祐一 警察本部長
県内39警察署におけるバリアフリー設備については、エレベーターが18警察署で約46パーセント、スロープが全39警察署で100パーセント、バリアフリートイレが31警察署で約80パーセント、の設置となっております。
県警察では、担当部署において、警察施設のバリアフリー化の整備状況を確認、把握に努めているところであります。
エレベーター、バリアフリートイレの整備につきましては、既存の警察署庁舎においては、新たに設置するためのスペースの確保が課題と認識しておりす。