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掲載日:2025年10月22日
Q 渡辺聡一郎 議員(自民)
現行の計画では、アーツカウンシルの導入について言及されてはいますが、真剣に検討されている様子は見られません。
アーツカウンシルとは、文化政策を専門的かつ客観的に進めるための専門機関ですが、その形は多様で、補助金の振り分けや審査をする審議会のようなものもあれば、行政と距離を置きながら、自由にアート企画やパイロット事業を進める、そういった形もあります。
埼玉県は、東京に近いがゆえに、人材や文化が東京に吸い込まれやすい特徴がありますので、アーツカウンシルのような専門組織が埼玉独自の文化やブランドを発信していくことは有効だと考えます。新しい芸術文化の創造や多様な人材育成に取り組んでいくためにも、専門家による組織を設置して、県のソフトパワーの向上を図ることも検討できないかと考えます。アーツカウンシルの導入について、県民生活部長に御見解をお伺いいたします。
A 横内ゆり 県民生活部長
アーツカウンシルは、文化芸術振興において専門的な知見を活用し、計画立案や事業支援を行う組織として、それぞれの地域の特性に応じた運営を行っています。
また、文化芸術の振興はもとより、産業や観光など地域活性化にも寄与すると言われてございます。
本県では、アーツカウンシルは設置しておりませんが、文化芸術振興計画の策定では、学識経験者などを委員とする埼玉県文化芸術振興評議会において、専門的な立場から助言・御指導をいただいております。
事業の実施段階におきましても、芸術活動を実践している専門家などから御意見を伺い、効果的な執行に努めております。
アーツカウンシルの立ち上げには専門人材の確保や、費用対効果などの課題もございますことから、先行事例なども踏まえ、研究をしてまいりたいと思います。
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