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掲載日:2025年10月22日

令和7年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渡辺聡一郎議員)

埼玉版スーパー・シティプロジェクトを次のフェーズへ-オープンイノベーションの加速を

Q 渡辺聡一郎 議員(自民)

スーパー・シティプロジェクトの重要な点は、民間企業との連携だと思います。現在は、ガバメントピッチで市町村の課題を企業の力で解決する取組が行われています。
しかし、実際は令和7年度も参加自治体が3自治体と少なく、年1回だけのイベント型の事業となっています。また、投資家の参加など民間投資を呼び込む視点が欠けていて、事業者から見れば、資金調達性が低いために、リアルな事業化に向けたピッチになっていないと感じます。事業がスケールしにくいために、結果として県民が生活変革を実感できるようなサービスが生まれずに、実証実験で止まってしまう。これでは、オープンイノベーションは限定的になってしまうと思います。
そこで、今年度開設した渋沢MIXと連携をして、投資家を巻き込んだガバメントピッチであったりアイデアソン、また、長期間にわたって事業化に取り組むプログラム型の共同開発プロジェクトを推進できないかと考えます。スーパー・シティプロジェクト掛ける渋沢MIXで、自治体と企業のマッチングを改革して、オープンイノベーションを加速させるべきと考えますが、環境部長にお伺いいたします。

A 堀口幸生 環境部長

現在のガバメントピッチは、市町村の課題解決をサポートする企業とのマッチングに重点を置いていますが、今後プロジェクトを高度化をしていくには、民間企業の多彩なリソースを組み合わせて、新たなビジネスモデルを生み出すオープンイノベーションの手法も大変重要になると考えております。
出会い・つながり・共創することでイノベーションの創出を目指す渋沢MIXのコンセプトは、様々な主体が協働で取り組むまちづくりとの親和性が高いので、両者をかけあわせることで大きな相乗効果が期待できると思います。
市町村にとってはスタートアップ企業のユニークなアイデアや手法をまちづくりに取り入れることができますし、スタートアップ企業にとっても新たなビジネスチャンスの可能性が広がるなど、双方にメリットをもたらす可能性がございます。
11月には渋沢MIXで初の企業ピッチを開催する予定ですが、効果的なマッチングによりオープンイノベーションを加速し、全国に通用する画期的なモデル事業の展開を目指してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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