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掲載日:2025年7月8日
Q 新井豪 議員(自民)
埼玉県は人口10万人当たりの医師数が全国で最も少ない状況が50年続いていますが、医師確保対策が功を奏して近年の医師の増加率は全国で1位となり、医師は増えつつあります。しかし、その恩恵は秩父医療圏には届いておりません。全国最下位の埼玉県で10万人当たり約180人という数値ですが、秩父医療圏はそれをさらに下回る150人であり、極めて危機的な状況にあります。
先ほど答弁でもありましたけれども、奨学金制度などによる県の施策によって医師が増加している中で、なぜ秩父医療圏が恩恵を受けられないのか、その医師の偏在に対してどんな対策を取られているのか、もう一度、保健医療部長にお伺いいたします。
A 縄田敬子 保健医療部長
県全体の医師数が増える中、秩父地域の医師数が増えない要因といたしましては、交通アクセスの課題や、幅広い症例を経験する機会が限られていることなどが影響していると考えております。
その一方で、令和7年4月1日現在、奨学金義務従事者が県内に192名おり、5年後には400名を超える見込みでございます。
こうした義務従事者に、秩父地域での勤務を選んでいただけるように、地元医師会や地域の医療機関等と受入れ態勢等について検討してまいります。
また県では、自治医科大学卒業医師を秩父地域へ11名派遣するとともに、県と秩父市で県内大学病院に依頼し、令和7年4月から小児科医が秩父市立病院に派遣されております。
引き続き秩父地域における医師の確保に取り組んでまいります。
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