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ページ番号:270437

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(新井豪議員)

医師が不足し高度医療施設が無い医療圏の危機について-医師の偏在について-

Q 新井豪 議員(自民)

埼玉県は人口10万人当たりの医師数が全国で最も少ない状況が50年続いていますが、医師確保対策が功を奏して近年の医師の増加率は全国で1位となり、医師は増えつつあります。しかし、その恩恵は秩父医療圏には届いておりません。全国最下位の埼玉県で10万人当たり約180人という数値ですが、秩父医療圏はそれをさらに下回る150人であり、極めて危機的な状況にあります。
先ほど答弁でもありましたけれども、奨学金制度などによる県の施策によって医師が増加している中で、なぜ秩父医療圏が恩恵を受けられないのか、その医師の偏在に対してどんな対策を取られているのか、もう一度、保健医療部長にお伺いいたします。

A 縄田敬子 保健医療部長

県全体の医師数が増える中、秩父地域の医師数が増えない要因といたしましては、交通アクセスの課題や、幅広い症例を経験する機会が限られていることなどが影響していると考えております。
その一方で、令和7年4月1日現在、奨学金義務従事者が県内に192名おり、5年後には400名を超える見込みでございます。
こうした義務従事者に、秩父地域での勤務を選んでいただけるように、地元医師会や地域の医療機関等と受入れ態勢等について検討してまいります。
また県では、自治医科大学卒業医師を秩父地域へ11名派遣するとともに、県と秩父市で県内大学病院に依頼し、令和7年4月から小児科医が秩父市立病院に派遣されております。
引き続き秩父地域における医師の確保に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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