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掲載日:2025年7月8日
Q 新井豪 議員(自民)
水や食料の備蓄については、埼玉県を含め全国の自治体によって想定避難者数の3日分以上の備蓄を実施しておりますが、本当に重要なのは各家庭による自主的な備蓄であります。最低でも3日分、できれば1週間分の水や食料、衛生用品を使いながら備蓄するというローリングストックという方法が政府によって推奨されており、埼玉県をはじめほとんどの自治体のホームページに掲載されていますが、残念ながらそれだけでは全く普及しません。自治体によっては啓発するポスターやのぼり旗を作成し、中には備蓄の語呂に合わせて毎月19日は備蓄の日と定めて、地元の小売店等で広報している自治体もあります。
民間事業者を巻き込んだ防災備蓄に関する積極的な普及啓発が必要であると考えますが、危機管理防災部長の見解をお伺いいたします。
A 武澤安彦 危機管理防災部長
地震等の大規模災害は、いつ、どこで発生するか分からないため、日頃からの備えが重要となります。
県では、「イツモ」の生活の中で災害への備えを自然体で取り組むイツモ防災事業を推進しており、3日分以上の水・食料等の備蓄方法として、議員御指摘のローリングストックを推奨しています。
これは、水や食料等を少し多めに購入した上で、保存期限の短いものから消費し、消費した分を買い足していく、日常生活の中で備蓄できる極めて有効な方法です。
県では、大型商業施設等へのイベント出展や、保険会社と連携した広報など、普及啓発に取り組んでいます。
議員御指摘のスーパーマーケット等と連携した普及啓発は、県民が「イツモ」の買い物の中で水や食料等の備蓄を促す高い効果が期待できます。今後、県内の小売業者と早急に調整し、ローリングストックを含めた防災備蓄の普及啓発に努めてまいります。
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