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掲載日:2025年7月8日
Q 新井豪 議員(自民)
医師が不足し高度医療施設が無い医療圏の危機についてお伺いいたします。
昨年、第8次埼玉県地域保健医療計画が策定されました。この計画の地域医療構想では、秩父医療圏における脳梗塞や心筋梗塞などに対応する高度急性期医療に必要な病床数は31床と記載されておりますが、相変わらず高度医療を受けられる施設は影も形もありません。つまり、秩父地域の県民だけが県域の中で高度医療が受けられない県内唯一の空白地なのであります。
そこでお伺いいたしますが、この医療計画にある高度医療の必要病床数の確保のため、今、埼玉県は何をしているのか、どんな努力をされているのか、保健医療部長にお伺いいたします。
A 縄田敬子 保健医療部長
秩父医療圏における高度急性期病床の必要数は議員御指摘のとおり31床とされておりますが、現時点では高度急性期病床はございません。
高度急性期病床の運営には医師や看護師の手厚い配置が必要であるため、医師確保に課題のある秩父地域においては病床の確保が困難な状況でございます。
県はこれまでも地域枠奨学金貸与者の拡大や寄付講座の設置等、医師確保に努めてまいりました。令和7年度からは長時間労働医療機関への医師派遣事業も始め、取組を強化したところでございます。
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