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掲載日:2025年7月8日
Q 野本怜子 議員(民主フォーラム)
事業化が成功し軌道に乗ることができたスタートアップ企業が、創業支援の手厚い東京都で起業するようなことがないよう、渋沢MIXも出口戦略まで立てておく必要があるのではないでしょうか。
例えば、本店、主たる事務所等を埼玉県に登記することを条件にオフィスになるような場所を用意し、渋沢MIXを卒業した企業が集まるその施設では開業後の事業運営の相談を受けたり、セミナーを開催するなど、伴走支援をするのです。とことん埼玉県がお世話をやくことで、埼玉県に愛着を持っていただけるおせっかいと言われる取組こそ、埼玉らしさなのではないでしょうか。
渋沢MIX卒業後の創業支援について、産業労働部長のお考えを伺います。
A 野尻一敏 産業労働部長
渋沢MIXでは、入居施設は設けずに、イベントスペースやオープンスペースを通じて多様な人々が集い、出会い、つながる場として機能することを目指しております。
コワーキングスペースは用意しておりますが、フリーアドレスを採用し、訪れるたびに異なる人や企業と出会える環境を整えているところでございます。
その上で、日常的に人や企業が交流する様々な仕掛けを用意するとともに、お話しのオフィスを求める企業に対しては、県や民間が有するインキュベーション施設などを紹介してまいります。
また、渋沢MIXを利用して、巣立っていったスタートアップには、先輩起業家として、後輩起業家を支援する、いわゆる「恩送り」にも期待しているところでございます。
出会いの場であるということから卒業という考え方はなく、いつでも戻ってきてサービスを御利用いただきたいと考えておりますし、渋沢MIXからも、つながりを維持し、新たな提案を行うなど、とことんお節介を焼いてまいりたいと考えております。
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