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掲載日:2025年7月8日
Q 野本怜子 議員(民主フォーラム)
東京都が行っているX-HUB事業は、スタートアップ企業をシリコンバレーやニューヨーク、欧州などのエンジェル投資家につなげるため、現地のガバメントピッチに参加する段取りをジェトロと協定を結び委託しています。現地への飛行機代こそ企業の負担ですが、ホテル代などは自治体が負担し、帰国後も現地事情に詳しいメンターをジェトロが提供してくれます。
日本国内のベンチャーキャピタルでは、なかなか多額の投資を得ることが難しい点を考慮し、海外投資家につなげる取組としてジェトロを活用することについて、産業労働部長にお考えを伺います。
A 野尻一敏 産業労働部長
スタートアップが海外投資家とつながるため、議員御提案のジェトロを活用することは、有効な手段と考えます。
具体的には、例えば、ジェトロが行う海外投資家を招いたピッチイベントを渋沢MIXで開催し、そこに県内スタートアップを登壇させるなどの連携が考えられます。
また、オンラインで海外と渋沢MIXをつないで、海外投資家に対してピッチイベントを行うことも考えられます。
さらに、県内スタートアップの投資家向けの資料を、ジェトロがブラッシュアップし、海外投資家向けのイベントなどに参加することで、海外からの資金調達の可能性を広げることもできます。
一方で、日本の投資家が事業の安定性を重視するのに対しまして、海外の投資家は、企業が成長するポテンシャルや、新規株式上場等の可能性を重視する傾向もございます。
こうした課題を整理しながら、ジェトロとの連携について検討してまいります。
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