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掲載日:2022年12月27日
Q 岡田静佳 議員(自民)
今年になってから狭山保健所のイベントに出店する際の基準が厳しく、運営に支障があるとのクレームが相次いでいます。
7月19日に狭山保健所より、イベント等における感染機会及び食品事故防止についての手引が示されました。それにより、10月末に航空公園で開催された所沢市民フェスティバルでは、1テント1品目のみとなりました。唐揚げと焼きそばは2品目、唐揚げとフライドポテトも2品目となるため、2テント借りるか、1テントで唐揚げかポテトのどちらかに絞って出店する事態となりました。事前に何の話もなく、突然の変更で混乱を来しました。そして、何より出店者の売上額が減ってしまいました。
この1年間で、私は航空公園のマーケット、神社のお祭り、福祉イベントなどから臨時出店届を狭山保健所に受け取ってもらえず、通常の営業許可を取るか、自己責任で実施するようにと言われたが、職務放棄ではないかとクレームをいただきました。
お祭りには、ふだんからキッチンカー等で販売している方もいれば、町内会やサークルなどでそのときだけ出店する方などが入り交じり、全ての方が1万7,600円の費用と講習を受けて営業許可証を取るのは難しいです。奥原SDGS福祉マーケットは私もお手伝いさせていただいておりますが、障害者施設で作った飲食物や作品を販売し、施設の売上げに貢献することを目的の一つに、ボランティアの方が費用を出して行っていますが、福祉の分野こそ、応援してほしいと考えます。受取拒否されたため、2回目は電話連絡だけ実施しましたが、本当にそれで良いのでしょうか。
また、出店する方に聞くと、川越や朝霞は何も変わらず、狭山保健所だけが厳しくなったと言われます。私は、8年間県議会議員を務めさせていただいておりますが、今までこのようなクレームはなく、今年になってから3つのお祭りの実行委員会からクレームが来ました。なぜこのようなトラブルが起きているのか、保健医療部長に御説明をお願いいたします。
A 山崎達也 保健医療部長
飲食物を提供する施設のうち、反復継続の意思を持って行われる、社会通念上、事業と認められるものについては、食品衛生法上の許可が必要なものとして、各保健所が判断しています。
また、一時的な飲食物の提供について、許可が不要な場合であっても、事前に保健所がその内容を知り、指導することで食中毒の発生防止などを図るために、出店に当たり届出を求めています。
今回、お祭りやバザーで出店された方が、ある保健所では届出、ある保健所では許可が必要との指示を受けたとのご指摘をいただきました。
今後は保健所の判断に差が出ないよう、臨時出店における許可の要否の考え方について運用のガイドラインを作成してまいります。
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