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掲載日:2022年10月19日

令和4年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(平松大佑議員)

教育DXの推進について - ICT活用の自治体間格差について

Q   平松大佑 議員(県民)

前回の一般質問で、正確な実態を把握した上で、それぞれの自治体に合った適切な支援を行っていただきたいと質問いたしましたが、現状、どのような状況でしょうか。

A   高田直芳 教育長

県が5月に県内の小中学校を対象に、授業におけるICT活用の実態を調査した結果、授業でICTを活用している学級は、全体で、約6割がほぼ毎日、約2割が週3日から4日となっております。
市町村別では、多くの市町村で「ほぼ毎日ICTを活用している学級」が6~7割となっておりますが、中には9割以上のところや逆に3割程度にとどまるところもございました。
こうした活用状況の違いは、各学校のICT活用推進に向けた体制や教員のICT活用指導力に差があることなどが一因と考えられます。
そのため、引き続き、各市町村の個別の課題に寄り添うオーダーメイド型研修の実施や先進的な取組を行っている他自治体に関する情報提供など、それぞれのニーズに合わせた支援を行ってまいります。

再Q   平松大佑 議員(県民)

詳細な調査をいただいたことは、御評価申し上げたいと思います。
その上でなんですけれども、活用しているというのが日に1回使った場合と毎時間の授業で使った場合と、かなり区別がつかない部分があり、使用頻度だけにとらわれるわけではないんですけれども、ほぼ毎日使っているという中でもグラデーションがありますので、より正確に把握していく必要があると思いますが、その点はいかがでしょうか。

再A   高田直芳 教育長

議員御指摘のとおり、ほぼ毎日使用しているとしている学級でも、その状況は一律ではないと考えられます。
今後、より効果的な活用の参考となるよう、授業においてICTを1日にどの程度活用しているか調査するなど、詳細に把握するよう努めてまいります。

再々Q   平松大佑 議員(県民)

今、そういった形で進めていただいていて、やはり大切なことは今はICTをまずは活用する、使っていくという段階ですけれども、次の段階はそれがきちんと学びの質の向上に寄与しているかどうかというところを図っていく必要があるというふうに思うんですが、この点について今後そういったものも把握していく必要があると思うんですが、いかがでしょうか。

再々A   高田直芳 教育長

ICTの活用は、児童生徒の特性や学習進度などに応じて柔軟に指導方法や教材を提供することができるなど、生徒の個別最適な学びにつながるとともに、端末上で意見交換や議論を行い、様々な意見や考えをリアルタイムで整理するなど、協働的な学びにも活用できるものと考えます。
教員のICT活用指導力の向上が学びの質の向上につながるものと考えておりますので、ICT活用指導力について把握するとともに、引き続き、効果的な活用方法について指導してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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