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掲載日:2022年10月19日

令和4年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(平松大佑議員)

教育DXの推進について - 県立学校におけるICT端末等の環境整備について - 令和5年度の全校導入に向けた状況について

Q   平松大佑 議員(県民)

ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されています。一方、人工知能(AI)が人間の能力を超え、AI自身がより優れたAIを生み出すようになる、いわゆるシンギュラリティは2045年に訪れると言われています。つまり、今の子供たちはシンギュラリティ以降の人生の方がはるかに長くなるわけです。
子供たちには、AIを活用できる能力やAIでは代替できない能力を身に付けてもらうなど、将来を見据えた教育が重要になってまいります。そのためにも、ICT環境をしっかり整えていく必要があります。
そこで、大きく2点についてお聞きします。
前回の私の一般質問では、令和5年度入学生からタブレット端末等による1人1台端末の環境を目指すとの答弁をいただきました。現状はどのような状況でしょうか。

A   高田直芳 教育長

県では、令和3年12月に定めた「埼玉県学校教育情報化の方向性」に基づき、県立学校において、令和5年度入学生から学年進行で生徒が所有するタブレット端末等を活用した1人1台端末環境を目指し、取組を進めております。
具体的には、本年4月に各県立学校に対し、端末の整備に向けて検討すべき事項や手順を示し、着実に整備が進むよう通知いたしました。
また、5月には、管理職や教員対象に研修会を実施し、先行してタブレット端末環境を導入した学校の事例や整備に向けた校内の組織体制・スケジュールなど具体的な留意点を詳細に説明いたしました。
その上で、7月には、保護者の費用負担によるタブレット端末等の整備について、県内の中学校のすべての3年生とその保護者向けに、リーフレットを配布し、御協力をお願いしたところでございます。
こうした取組みを進め、令和4年7月末時点では、県立高校全日制134校のうち、63.4%に当たる85校が具体的に準備していただく端末の機種等について、方針を定めているところでございます。

再Q   平松大佑 議員(県民)

全日制百34校中85校、63.4%が方針を固めているということで御答弁いただきました。
残りの36.6%、49校というのは大変苦労して今検討されていることだと思いますけれども、学校に機種・OS選定のためのOSごとのスペックですとか、運用、保守管理、既にお伝えしている部分もあると思うんですけれども、更にできること、できないことを含めて詳細な情報ですとか、あるいは最新の他校の導入状況ですとか、検討状況ですとか、更にきめ細かな支援を必要とされていると思うんですけれども、その点いかがでしょうか。

再A   高田直芳 教育長

各県立学校の進捗状況や具体的な課題については、今後も定期的に調査を行っていくこととしておりまして、その結果を踏まえ、県立学校全体の進捗状況ですとか他校の状況について情報提供をきめ細かく行ってまいります。
また、方針が決まっていない学校に対しましては、直接担当が訪問しそれぞれの課題について個別に助言を行うなど、引き続き、円滑な導入が図れるよう、必要な支援を行ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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