ページ番号:11168

掲載日:2022年6月20日

ここから本文です。

ブランド品の激安ネット通販にご用心

【事例1】
インターネットで見つけた通販業者。ブランド財布が市価の半額だったのですぐに申し込み、代金も振り込んだ。しかし、いつまでたっても商品が届かない。メールで催促したが業者から何の返答もない。

【事例2】
市価よりもかなり安かったのでインターネット通販でブランドバッグを注文した。届いた商品を見ると色あいなどが違うし、縫製も粗雑で模倣品だと思われる。業者のウェブサイトを確認したら住所や電話番号が書かれていなかった。メールで問合せたが、返信がない。

イラスト:ネット通販詐欺

 

インターネット通販は、いつでも買い物ができるなどとても便利ですが、ブランド品の激安ウェブサイトを利用したところ「商品が届かない」「模倣品だった」という相談が数多く寄せられています。思わぬトラブルに巻き込まれないように、以下を参考にして慎重に判断しましょう。

消費者へのアドバイス

次のような特徴がある事業者のウェブサイトには注意しましょう。

  1. 事業者の情報が記載されていない
    事業者の名称、住所、電話番号の記載が見当たらない場合や、記載されていても記載が不完全だったり、実在しなかったりする場合があります。連絡手段が電子メールだけの場合、相手からの返信がなければ返金の交渉すらできませんので、電話番号などがきちんと記載されているか確認しましょう。
  2. 市価よりも大幅に安い
    一般的な価格に比べて極端に割引されている場合は注意が必要です。価格設定が不自然な場合、模倣品の可能性があります。
  3. 日本語の表現が不自然
    「送料無料!三日か五日届けます!」や「休日か悪い天気に会ったとき、届けた日より2,3日遅れるの可能性になっています」というように、外国語を機械翻訳(自動翻訳)したような違和感のある不自然な文章の場合、日本語での交渉が困難な可能性もあります。
  4. 業者名と銀行振込先が違う
    ウェブサイトの名称や事業者名と銀行口座の名義人が異なる場合も注意が必要です。銀行振込の場合、返金は非常に困難です。

【悪質通販サイトの例】

イラスト:悪質通販サイト例

困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費生活センターへのお電話は、消費者ホットライン「188」へお掛けください。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?