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掲載日:2020年12月4日
性暴力防止セミナー「Yes means Yes! 性犯罪をめぐる世界の動きと日本」
日時 |
令和2年7月28日(火曜日)
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場所 |
オンライン講座 |
参加者 |
117名(Web登録者数)
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内容
講演「Yes means Yes! 性犯罪をめぐる世界の動きと日本」講師:伊藤 和子さん
さいたま市と共催で、弁護士でNGO・ヒューマンライツ・ナウの事務局長の伊藤和子さんを講師にお迎えし、オンライン講座で開催しました。#MeToo運動が日本で広がらない理由、世界における性犯罪規定の動きやこれからの展望についてお話いただきました。
お話の内容は、With Youさいたま広報紙 2020年11月号を御覧ください。
参加者の声
- 性暴力は自分にとって関係ないこと、自分の身に起きるわけない、周りに被害を受けた人はいないと思ってましたが、誰もが被害を受けるかもしれない、相談できないだけで問題を抱えているかもしれないということがわかったとともに日本において性被害を受けても訴えにくい環境であることがわかりました。もっと日本の法律が変わり、誰もが被害を訴えることができる社会になって欲しいと思いました。ありがとうございました。(21~30歳・女性)
- 海外に目を向けると、性被害者が声をあげづらい風潮の現状が見えてくるのがよくわかりました。私たちが性犯罪に対してどのように向き合うかが次世代にも影響を与えるので、今後も関心を持っていきたいと思います。(31~40歳・女性)
- 新しい動きを含め、豊富な情報を提示してもらい、考えることができました。若い世代や新しい人たちの性犯罪防止の動きがあることを知り、力が湧きました。活動場面も写真もよかったです。(41~50歳・女性)
- 性犯罪に関わる事件が毎日のように報道され、危機的状況であると捉えております。先月、内閣府男女共同参画局から「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が発出され、国としての方針が示されております。当講座により改めて法整備の重要性について考えることができました。大変貴重なお話をありがとうございました。(41~50歳・男性)
- 性犯罪に対する日本の法律が甘過ぎることがよくわかりました。男尊女卑、家父長制が背景にある日本社会を変えるのは簡単ではないと思いますが、若い世代への教育、啓蒙により性犯罪を減らすことが大切だと感じます。痴漢なども厳罰化して再犯させない仕組みを作ることも必要と思います。NHKアンケートは衝撃的で腹が立ちました。男性たちの意識を変えさせるためには、女性たちが声をあげ、メディアや国に働きかけていくしかないのだとよくわかりました。今後は被害者支援について学ぶ機会をいただければ幸いです。ありがとうございました。(51~60歳・女性)