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掲載日:2026年7月10日

令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(細川威議員)

SNS時代における新たな防犯対策について

Q 細川威 議員(民主フォーラム)

近年、若年層を中心にSNSの利用時間は大幅に増加し、多くの人が日常的にSNSから情報を得る時代となっています。
一方で、闇バイトや投資詐欺、ロマンス詐欺など犯罪の入口も、またSNS空間へと移行しています。犯罪者はSNSを巧みに悪用し、人々の関心や不安につけ込みながら、接触を図っているのが現状です。
現在のSNSは、利用者が自ら情報を探しに行かなくても、AIやアルゴリズムによって関心に応じた情報が次々と表示される仕組みとなっています。つまり、情報は探すものから自然に届くものへと大きく変化しています。こうした情報環境の変化を踏まえれば、防犯行政もまた犯罪が発生してから対応するだけでなく、犯罪に巻き込まれる可能性が高い人に対し、先回りして注意喚起を行う予防型の防犯へと進化していくことが重要ではないでしょうか。
そこで伺います。
県警としてAIやデータ分析、SNSのアルゴリズム等を活用し年代別、地域別、犯罪類型別に注意喚起を行うなど、防犯情報がSNS空間の中で自然に届く予防型、ターゲティング型の防犯施策の実施について、県警本部長の見解をお伺いします。

A 小澤孝文 警察本部長

県警察では、特殊詐欺等の犯罪被害に遭わないための対策として、県警メールマガジンやエックス等のSNSにより情報発信をしているほか、被害状況等を県警ホームページに掲載し、注意喚起を行っております。
また、闇バイトに関しては、犯罪に巻き込まれないための対策として、SNS等により注意喚起を行っているほか、実行犯を募集する書き込みに対し、Xの県警公式アカウントから警告を行っております。
議員御指摘のとおり、予防型・ターゲティング型の防犯施策は、闇バイトへの加担防止や投資詐欺・ロマンス詐欺などの特殊詐欺等の被害防止に有効な手段であると考えております。これまでも関係機関の協力を得て、ライン広告を活用した注意喚起を行っております。
今後も時機を捉えて、同様の対策を実施してまいります。

再Q 細川威 議員(民主フォーラム)

先ほどLINEまたXの活用について答弁がございましたが、現在、多くの若者はSNSの中でもTiktokやユーチューブなどショート動画を日常的に利用しています。
そこで伺います。
予防型の防犯施策についてLINE、Xだけではなく若年層が多く利用するショート動画などにも対象を広げ、民間企業の広告配信手法なども研究しながら具体的な取組の検討を早急に進めるべきだと考えますが、警察本部長の見解を伺います。

再A 小澤孝文 警察本部長

県警察では、少年に対する広報啓発として、非行防止教室、X公式アカウントによる情報発信、YouTube公式チャンネルにおける啓発動画の配信等のほか、先ほど申し上げましたように、ライン広告を活用した注意喚起も行っております。
議員ご指摘のとおり、短時間で多くの情報を凝縮して伝えることのできるショート動画は、静止画よりも、見る人への訴求力が高いものと思われ、必要な防犯情報を必要な人に提供することを目指すうえで、効果的であると考えます。
県警察としましては、民間企業の広告配信手法などを研究しながら、日々変化する犯罪情勢を分析の上、SNS等を活用した予防型・ターゲティング型防犯について、検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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