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掲載日:2025年7月8日
Q 森伊久磨 議員(自民)
SNSによる誹謗中傷があった場合、被害者はまずはどこに相談をすべきか分からないのではないでしょうか。時間がたつにつれて加速度的に拡散され、プロバイダに元の中傷コメントを削除してもらったとしても、リプライやリツイートなどで拡散された後にはもう対応が不可能となっていることが考えられます。
また、埼玉県警がということではありませんけれども、ネットによる誹謗中傷では警察がなかなか動いてくれないということもよく聞きます。それは憲法上の表現の自由との関係や、同じサイバー犯罪でも特殊詐欺やフィッシング詐欺、サイバーテロなどに比べて損害度合いが見えづらいこと、また、民事不介入との関係もあるとされているからでございます。しかし、被害者はその間も苦しめられ続けられます。
SNS上での誹謗中傷事案に対して、埼玉県警として毅然としてこのように対処しているということがあればお伺いしたいと思います。警察本部長、お願いいたします。
A 野井祐一 警察本部長
SNS上の誹謗中傷については、その特性から相談者に寄り添った迅速な対応が重要であると認識しております。
県警察に寄せられるこれらの相談につきましては、その内容に応じて、関係する部署が連携して対応し、助言や専門機関の教示等、相談者の不安等を解消するために必要な措置を講じるほか、刑罰法令に触れる行為が認められる場合には、捜査機関として適切に対処しております。
また、県警察では、小・中学校、高校等において実施しているサイバーセキュリティ講演や県警ホームページ、県警公式SNS等において、SNS上の誹謗中傷の防止に関する広報啓発、注意喚起を実施しております。
県警察として引き続き、SNS上の誹謗中傷に対して、しっかりと対応してまいります。
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