トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年6月定例会 > 令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月20日(金曜日) > 森伊久磨(自民) > 令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(森伊久磨議員)
ここから本文です。
ページ番号:270203
掲載日:2025年7月8日
Q 森伊久磨 議員(自民)
今までの当議論を踏まえて知事自ら先頭に立たれるということですから、外国企業も含めた企業誘致に対する知事なりの戦略というよりも具体的な戦術を、意気込みと併せて御答弁ください。
A 大野元裕 知事
本県の強みは、首都圏という巨大マーケットの中心に位置し、交通の要衝にあること、多彩な産業が集積し、生産年齢人口が多いことなど、効率的なビジネスを展開できる環境が整っていることにあります。
まずは、こうした本県の強みを、トップセールスの機会も使い企業の皆様に的確に伝えることが、戦術の一つと考えております。
毎年、国内主要都市で立地セミナーを開催しており、本年11月には、大阪において、私自身がプレゼンテーションし、企業との交流を通じ、埼玉への立地を呼び掛けてまいります。
また、本年4月に策定した企業誘致戦略では、新たな戦術として、DXやGXを促進する有望なスタートアップ企業等の誘致に取り組むこと、市町村と一体となった誘致活動を強化することの2点を盛り込みました。
スタートアップについては、既存企業のイノベーションの触媒の役割を果たす企業の台頭が期待されるとともに、議員お話しの外国企業についても円安に伴う国内進出が想定されることから、こうした企業に積極的にアプローチすることも有効と考え、また、様々な国外からのお客様がお越しの際にも、必ず私の方からアピールをさせていただいているところであります。
また、本年11月には、シンガポール国立大学が運営するインキュベーション施設を訪問をし、スタートアップ企業との意見交換を行い、誘致の可能性を探ってまいる所存であります。
さらに、市町村と一体となった企業誘致については、具体的ビジョンを持つ市町村と県がワーキングチームを立ち上げ、合同で企業訪問を行うなど、パートナーシップを強化し、具体的な誘致活動につなげてまいります。
今後とも、あらゆる機会を捉え、本県の優れたビジネス環境を私自ら発信し、国内外にかかわらず、埼玉と共に成長する企業を誘致してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください