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掲載日:2025年7月8日
Q 森伊久磨 議員(自民)
今回の八潮市での事故を受け、消防広域化推進計画に対して与える影響について、県が直轄又は支援する、先ほど申し上げたハイパーレスキュー隊の創設等の大きく再考すべき点も含めてどのように今考えておられるのか、危機管理防災部長にお伺いいたします。
A 武澤安彦 危機管理防災部長
昨年度、埼玉県消防広域化推進計画の改定を進めておりましたが、本年1月に八潮市の道路陥没事故が発生したことから、改めて検討し直した上で新たな計画を策定することといたしました。
今回の事故が計画に与える影響については、現時点では、例えば、より高度な救助活動などを行うために必要な消防本部の規模や、迅速な消防の応援につなげるための指令業務の共同運用などが考えられます。
議員御提案の県によるハイパーレスキュー隊の創設については、市町村長が消防を管理する現行の法制度下では困難ですが、高度な能力を有する救助隊は必要でございます。
計画の改定に当たっては、このような視点も踏まえ、消防の広域化の推進に向け、検討を進めてまいります。
再Q 森伊久磨 議員(自民)
再質問させていただきます。
その必要性については言及いただきました。
大規模災害等に備えるべき体制整備そのものを法律上乗り越えられないというのであれば、各消防本部に委ねられている高度救助隊の設置の推進、促進をして、設置された暁には県主導で高度救助隊の訓練、技術の取得等のフォローアップができるのではないか、危機管理防災部長にお伺いいたします。
再A 武澤安彦 危機管理防災部長
国の基準では、中核市等の規模では「高度救助隊」を、政令指定都市等の規模では「特別高度救助隊」を配備することとなっております。
消防本部の規模が大きくなれば、より高度な資機材や技術を有する救助隊を配備することができるため、消防力の強化には消防の広域化が重要です。
消防の広域化の枠組みについては、救助体制の強化につながるよう関係者から幅広く意見を聞き、新たな計画の改定において検討してまいります。
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