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ページ番号:270215

掲載日:2025年7月8日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(森伊久磨議員)

見沼代用水開削300周年に向けた市町村等への支援について-市町村への支援について-

Q 森伊久磨 議員(自民)

見沼代用水は、徳川吉宗公の命により1727年、紀州藩士であった井沢弥惣兵衛為永によって開削され、北は行田市から南は川口市にわたる15市2町が関係し、2019年に県内初の世界かんがい施設遺産に登録された埼玉県が誇る農業用水です。また、さいたま市、旧浦和市に見沼通船堀が掘られたことで、見沼代用水は舟運にも利用され、江戸へ年貢米や野菜などを運び、江戸からは肥料や日用品なども運びました。
特に、見沼代用水が流れる見沼田んぼは、都市化が進むさいたま市の中にありながらすばらしい自然環境が残され、総延長20キロを超える日本一の桜回廊として地域の方や観光の方たちを喜ばせております。また、白岡市と蓮田市の境にある柴山伏越や蓮田市と上尾市の境にある瓦葺掛樋など歴史的な重要構造物も造られてきました。
そこで、質問いたします。
(1)市町村への支援について。
この見沼代用水が2年後の2027年に開削開始から300年が経過をいたします。17市町にまたがる見沼代用水の開削300年を記念して、埼玉県としても施設整備や情報発信、市町主体のイベント開催に当たっての支援等ができないか、農林部長にお伺いいたします。

A 竹詰一 農林部長

見沼代用水は、江戸時代の開削当時から今日まで、絶えず農業用水を供給し続けてきた、県下最大級の農業用水です。
令和元年9月には、歴史的、技術的な価値が認められ、本県初の世界かんがい施設遺産に登録されています。
2027年には開削300周年を迎えることとなり、施設管理者である見沼代用水土地改良区では、記念事業へ向けた準備が進められています。
この記念事業の一環として、行田市の利根大堰の上流にある「元圦公園」の再整備が計画されており、県は昨年度から、国の財源活用について、協議調整などの支援を行っています。
また、土地改良区では300周年に関連した広報活動も予定されておりますので、県としても、効果的な情報発信に努めてまいります。
さらに、関係市町が主体のイベントを開催するに当たり、企画財政部のふるさと創造資金の要件を満たした場合には、財政支援も可能です。
開削300周年の記念事業につきましては、土地改良区の考え方を尊重しながら、市町とも連携し、県として必要な支援を行ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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