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掲載日:2021年7月12日

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古民家 "竹zen"(ちくぜん) ・ 古民家カフェが繋ぐもの (児玉郡美里町) ~前編~

★後編ページへ(幻の古代豚のガレットの記事あり!!)★

幻想的!!まるで日本文学の世界に迷い込んだようなカフェ

  古民家カフェ"竹zen"は、2020年8月に埼玉県児玉郡美里町にオープンしました。美里町特産のえごま粉を使ったガレットが看板メニューだそう。

 

 ★ガレットとは? .....フランスブルターニュ地方の郷土料理。そば粉・水・塩などを混ぜて薄く伸ばして焼き上げた生地に、肉類・魚介類・チーズ・卵・野菜などが添えられたもの。ブルターニュ地方は雨が多いことから小麦粉の栽培は不向きだが、そばの栽培には適していたため、昔からこの料理が親しまれてきた。小麦粉で作られるクレープ生地のもとになったと言われている。

竹zen外観

築177年・古民家カフェ"竹zen" (児玉郡美里町)

ガレット1

ボリューム満点! 古代豚を使用した看板メニュー「美里ガレット」が驚くほどおいしい!!

 

 

  豊かな自然と緑に囲まれ、鳥の歌声に包まれる古民家は、まるで日本文学の中に入ったかのような、幻想的な風景です。ストレス社会から抜け出し、このようなホッとできるスポットに行きたくなってしまうのは、私だけではないはず?!

  魅力が詰まった古民家カフェ"竹zen"について、店主のYUKIさんにお話をお伺いし、看板メニューの「美里ガレット」を味わってきました!

 

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"竹zen"店主・YUKIさん(右)に取材させていただきました。

古民家カフェに込められた3つの "zen"とは...

  そもそも、"竹zen"という名前の意味は何なのでしょうか。

  YUKIさんによると、まず、竹の自然を感じさせるカフェであることから名前に"竹"をつけたそうです。そして"zen"は、「禅の心」の"zen"、「善き心」の"zen"、「お膳」の"zen"という3つの"zen"を掛けているということです。

 名前のなかに"竹"とあるとおり、カフェのつくりは竹や土を基調としています。古民家の内部はやさしい雰囲気で、とても癒される空間です。ほんのり甘いお香のかおりが漂う店内から外に広がる美しい景観を眺めていると、まるで上品な旅館にいるような気持ちになります。

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竹や土を基調とした"竹zen"の上品な店内

 

 それでは、3つの"zen"とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

"竹zen"でお話を伺ったことで、この古民家カフェに込められたYUKIさんの3つの思いを知ることができました。

~zen <禅の心>~   人と人をつなぐ空間 ! 古民家カフェで生まれる「価値」とは? 

  1つめの "zen"は、<禅の心>の"zen"。禅とは、心を鎮めるという意味があります。

  "竹zen"の店内ではたくさんの植物がみられます。美しい緑が、"竹zen"に足を運ぶお客様の心を楽しませてくれます。

か

 

みどり

 

  YUKIさんがお客様にくつろいでもらうために飾ったものだそうです。これらの植物は造花ではなく全て本物なので、店内でも自然を感じられます。

  また、YUKIさんのお客さんを思い遣る気持ちは、お手洗いの細部にまで現れています。

  「自分がどこかのお店に行ったとき、トイレがキレイだと安心します。なので私も極上のトイレを作ろうと思った」とYUKIさんは話します。お手洗いこそ清潔で素敵な空間になるようにこだわったそうです。なかでもお手洗いの土壁は、YUKIさんご自身が塗りました。

トイレ

清潔で美しいトイレ

壁

あえてヒビがを生かした土壁。 趣があります。

 

  今では、土壁を作る職人はほとんどいないため、土壁は大変珍しいものです。夏はひんやりして冬は暖かい、そんな懐かしい土壁がこのカフェで見られます。

  店内で見られるおもてなしや伝統的で素敵な内装が、気持ちを落ち着かせてくれます。人の心を癒す「禅」の空間ですね。

 

  2階はギャラリーになっています。日本の伝統文化を引き継ぎたいというYUKIさんの思いから、職人による日本の伝統工芸品などが置かれています。

 

▼"竹zen" 2階のギャラリー

 

作品

苔玉

わし

和紙

しょ

書と木製椅子

 

  県内や群馬県から来た、日本の伝統文化を受け継ぐ職人・作家と一緒に体験できる、地域住民に向けたワークショップやイベントも2階で開催されており、人と人を繋ぐ空間と言えるかもしれません。

 

  ギャラリーのなかで最も印象的だったものは、畳の上に載るコケ玉の作品です。

たたみこけ

 

  これは、畳を作る職人と、コケ玉を作る職人による作品です。それぞれが既に素晴らしい作品ですが、折込ラインと光沢が美しい畳と、丸く愛らしい苔玉が組み合わさることで、互いの魅力を引き立たせています。2つ作品の絶妙な組み合わせから、畳と苔玉のように、制作した2人の職人の相性が良いことが想像できます。この作品を眺めていると、心が通い合った職人2人の姿が見えるような気がします。

  2階のギャラリーでは、風情ある作品と、その優れた伝統技術に感嘆させられます。しかし、素晴らしいのは作品や技術だけではなく、職人と地元住民が交流する空間や、作品を通じて思いを共有する空間そのものだと気づきました。人と人を繋ぐ空間そのものが、見る人の心に訴えかける美しい作品を作り出し、作品の価値を高めているのかもしれません。

 

  このように、店内で見られるYUKIさんのおもてなしの空間が、お客様の気持ちを落ち着かせてくれます。また、人と人の心が通うこの空間は、言葉や文字では表現できない、師と弟子が心を通わせる禅の心のようなものを感じさせます。"竹zen"はまさに「禅」の空間です。

 

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お問い合わせ

企画財政部 北部地域振興センター 本庄事務所 地域振興・産業労働担当

郵便番号367-0026 埼玉県本庄市朝日町一丁目4番6号 埼玉県本庄地方庁舎1階

ファックス:0495-22-6500

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