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掲載日:2026年7月10日
Q 林薫 議員(自民)
先ほど現在の経済環境を分析しました。入札の不調や不落が生じている現象は、デマンド、需要に対して、サプライ、供給が不足している状況と整理することができます。
そこで、(1)災害復旧工事における入札の不調・不落について御質問します。
今月初旬、台風第6号が県内に大雨と強風をもたらし、床上浸水、床下浸水や倒木等の被害が発生しました。これから本格的に大雨や台風のシーズンを迎えることもあり、水災害をはじめ、自然災害が発生した際の復旧工事を迅速に進めることが重要であると考えます。
こうした中、公共工事の入札では、さいたま市の小・中一貫の義務教育学校の建設工事が3回連続で不調に終わるなど、全国的に不調・不落が続いており、喫緊の課題であると認識しています。仮に災害復旧工事の入札が不調・不落となった場合、復旧復興が進まず、県民生活や社会経済活動に多大な影響を及ぼすことになります。
そこで、災害時は特に入札の不調・不落の発生を防ぐ必要があると考えます。総務部長の御所見を伺います。
A 三橋亨 総務部長
激甚化・頻発化する自然災害等への対応として、災害発生時の復旧工事については、確実に事業者が決定できる方法を整えておくことが大変重要だというふうに考えております。
そこで、県では、令和元年に発生した東日本台風のような、複数の地域に跨る災害で、応急工事後の本格的な復旧工事が、同時期に多数発注された場合であっても、確実に事業者の選定が可能となる、埼玉県フレームワーク方式を令和7年10月から試行しているところでございます。
この方式は、復旧工事発注時に、入札参加を希望する事業者を公募し、地理的条件や工事成績等を基に順位付けを行い、上位の事業者から指名選定する方式で、入札の不調・不落を防止することが可能となっております。
緊急を要する災害発生時の復旧工事には、この方式の活用を含め、確実に事業者が決定され、復旧・復興に影響が及ばないよう、あらゆる手段を講じてまいります。