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掲載日:2026年7月10日
Q 林薫 議員(自民)
その未来を踏まえ、従来のような公務員の前例主義や無謬主義はそもそも意味をなさないばかりではなく、社会の進化を阻害する存在になってしまうおそれさえあります。この前例主義や無謬主義にとらわれないためにどのように取り組んでいくのでしょうか、知事の御見解を伺います。
A 大野元裕 知事
行政は失敗が許されないという発想の下、職員はリスクや困難な挑戦を避け、前例踏襲に陥りやすい傾向にあり、議員御指摘のとおり、無謬主義や、あるいは行き過ぎた前例主義を是正していくことは非常に重要だと思います。
このため、私は、最初から完璧を目指すのではなく、トライ アンド エラーを繰り返しながら完成度を高めていく方針を打ち出し、DXの取組などを実践し、これまでの仕事の在り方を大きく変化させました。
例えば、生成AIなどの新たなツールを導入する場合、まずはスモールスタートで試行と検証を行い、改善を加えながら取組を広げております。
また、時代の変化に対応するため、従来の手法や組織の枠にとらわれないプロジェクトマネジメントの手法やEBPMに基づく事業レビューなどを用いて、事業の推進や見直しに取り組んでまいりました。
加えて、今年度から、意思決定のプロセスに多角的な視点と客観的な検証を組み込み、これまでの取組にとらわれず、既存の手法や制度などをゼロベースで見直すプロジェクトチームを新たに立ち上げ、議論を始めたところであります。
引き続き、前例主義や無謬主義を排し、「時代の変化を的確に捉え、変化への対応に挑戦する県庁」を構築してまいりたいと考えております。