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掲載日:2026年7月9日
Q 橋本健人 議員(自民)
サッカーワールドカップが大変盛り上がっています。「最高の景色を」を合い言葉に、世界の頂点を目指す日本代表の姿には、私も大変感動しています。
埼玉県には地元越谷市を本拠地とするバスケットボールチームをはじめ、野球やサッカー、ラグビーなど全国トップクラスのプロスポーツチームが数多くあります。プロスポーツチームは県民に夢や感動を与えるだけではなく、交流人口の拡大や地域経済の活性化、まちの魅力向上にも大きく貢献しています。
一方で、現在は各チームや自治体による活動が中心であり、県全体としてプロスポーツ資源を戦略的に活用するための広域的な連携体制は、現在の「すぽったま!」の取組では十分とは言えません。埼玉県においても県が司令塔となり、プロスポーツチームや市町村、民間事業者などが参画する官民連携協議会を設置し、スポーツを軸とした地域活性化戦略を実行すべきではないでしょうか。
また、国では「地方創生2.0」の下、新たな地方創生推進交付金、いわゆる第2世代交付金により民間投資を含む官民連携を生かした取組が進められており、全国では例えばアリーナなどを核としたまちづくりが見られます。県が司令塔となって官民連携に取り組みつつ、将来的なアリーナ等の整備の可能性も含めたプロスポーツを軸とする地域活性化を推進すべきと考えますが、知事の御所見をお伺いします。
A 大野元裕 知事
本県では、多くのプロ・トップ スポーツチームに恵まれているという強みを生かし、埼玉県スポーツ推進計画に「プロ・トップ スポーツチームとの連携・協働による地域振興」を施策に掲げ、地域活性化に取り組んでいるところです。
議員お話しの「すぽったま!」では、29のプロ・トップ スポーツチームの魅力や情報を一元的に発信するほか、チームと連携した様々な企画を実施し、16万を超えるユーザーにスポーツに親しむ機会を提供しています。
また、県内全ての市町村スポーツ協会が加盟する県スポーツ協会では、県内22のスポーツ、健康、体育に関連する学部等を設置する大学と「埼玉県スポーツ・ウェルネス系大学ネットワーク」を構成し、地域におけるスポーツを通じたウェルビーイングの向上に取り組んでいます。
さらに、「すぽったま!」を通じ、チームと連携して活動を続けることにより、より強固となったつながりを生かし、チームと市町村との連携強化にも取り組んでいます。
例えば、女子サッカーチーム「ちふれASエルフェン埼玉」の相談を受け、県がハブとなり市町村とつないだ結果、住民の方々を試合に無料招待するなど、スポーツを楽しむ機会になりました。
また、今月6日には卓球チーム「T.T彩たま」、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、戸田市と連携した体験教室を開催をし、約200名の方に御参加をいただくなど、チーム、企業、行政が連携した地域活性化に取り組んでおります。
引き続き、県の役割である関係機関を『つなぐ』という取組を強化し、プロスポーツチームを核とした県全体の地域活性化を推進してまいります。
また、議員から、将来的なアリーナ等の整備の可能性も含めたプロスポーツを軸とする地域活性化を推進すべきとのお話を頂きましたが、まず、アリーナ等の整備に当たっては、ホームタウンである地元市町村における機運の醸成が大前提であります。
その上で、単一ではなく複数の市町村やプロスポーツチームが連携し、アリーナ等の整備を含めた地域の活性化に取り組むため、県への支援を求める場合には、市町村を包括する広域自治体である県として、いかなる支援が可能か検討してまいりたいと考えます。