トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和8年6月定例会 > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月22日(月曜日) > 橋本健人(自民) > 令和8年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(橋本健人議員)

ここから本文です。
ページ番号:284687
掲載日:2026年7月9日
Q 橋本健人 議員(自民)
埼玉県では、GIGAスクール構想に基づき児童生徒一人一人に端末が整備され、各学校において創意工夫を凝らした学習支援が行われています。一方で、不登校の児童生徒数は高い水準で推移し、また、自殺が疑われる事案も増加傾向にあるなど、こどもたちを取り巻く環境は複雑化しています。
そのような中、学校の先生が日々の限られた時間の中で、全てのこどもの変化を把握することは容易ではありません。文部科学省も1人1台端末を活用した「心の健康観察」の導入を推進しており、児童生徒の心や体調の変化を多面的に把握し、早期発見、早期支援につなげることの重要性を示しています。
例えば、児童生徒が日々の気分や最近楽しかったこと、気になっていることなどを端末で入力し、学校の先生がその変化を継続的に把握することで、ふだん気付きにくい小さな変化やSOSの兆候を早期に発見することができるのではないでしょうか。
ICTを活用したこどものこころの見守りに向けて、今後どのように取り組んでいくのかについて、教育長の御所見をお伺いします。
A 石川薫 教育長
議員お話しのとおり、教員が児童生徒の心や体調の変化を把握して、異変を早期に発見し、早期支援につなげることは重要であると認識しております。
その際、1人1台端末を活用することは有効な手立ての1つです。
県では、令和6年度に国の委託を受け、4市町の小中学校26校と県立高校1校で1人1台端末等を活用した心の健康観察のモデル事業を実施いたしました。
これらの学校では、心の不調だけでなく、児童生徒の些細な状況の変化に教員が気づき、適切な指導につながるなどの成果がございました。
一方、アプリを活用するために必要な予算の確保や教育相談へのつなぎ方、データの効果的な活用が難しいといった課題もございました。
今後、1人1台端末を活用した心の健康観察について、改めて市町村教育委員会へ周知するとともに、効果や課題について情報を収集・整理し、よりよい活用方法について検討してまいります。