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掲載日:2026年7月9日
Q 橋本健人 議員(自民)
税源の偏在は、埼玉県の財政運営や行政サービスの充実に大きく関わる重要な問題ですが、その内容は専門的であり、県民も十分理解しているとは言いがたい状況です。しかし、この問題は単なる地方自治体間の税収入の議論ではなく、繰り返しになりますが、医療や介護、保育、教育、防災など県民生活を支える行政サービスの持続可能性に直結します。
税源偏在是正の実現に向けては、国への要望活動を進めるだけではなく、なぜ埼玉県がその必要性を訴えているのかについて県民の理解や共感を広げていくことも重要ではないでしょうか。そのためには、税源偏在が県民生活にどのような影響を及ぼしているのかについて、あらゆる媒体、機会を活用して分かりやすく発信すべきと考えますが、知事の御所見をお伺いします。
A 大野元裕 知事
議員お話しのとおり、税源の偏在は本県の財政運営や行政サービスの充実に大きく関わる重要な問題であり、税源の偏在による東京都への税収の集中により、本県では東京都と様々な施策に格差が生じています。
例えば保育分野においては、東京都の潤沢な財源を活用した保育士の月額給与の上乗せなどにより、保育士の流出を招いていると考えており、本県の保育士確保に支障を来すなど、県民生活に大きな悪影響を及ぼしています。
現在、国では令和9年度の「骨太の方針」策定に向けて議論が進められており、税源の偏在是正に向けた議論も年末に本格化します。
こうした重要な時期にあって、議員御指摘のとおり、本県が税源の偏在是正の必要性を訴えていることについて、県民の皆様に御理解をいただき、県民一丸となって問題の解決に取り組むことは私も大変重要だと考えます。
これまでも、私自身のSNSにおいて、税源の偏在に係る現状や課題、本県の要望内容について、何度も発信してまいりました。
先ほども、越谷市の例を引いて、例えば越谷市でという話をさせていただきましたが、分かりやすい発信、非常に重要だと思います。
引き続き、私自ら積極的に情報発信するほか、新たに税源の偏在についてデータやグラフを使い分かりやすく解説したホームページを創設するとともに、県のSNSなど様々な媒体やあらゆる機会を通じ、幅広く周知に努めてまいります。